不器用だけど真っ直ぐ生きる男たちの人生活劇『ハード・コア』が第31回東京国際映画祭 特別招待作品部門に出品されることが決定した。

都会の片隅で豊かでも恵まれてもいない日々を送る正真正銘のアウトロー・権藤右近(山田孝之)。ピュアで世知辛い世の中に馴染めず信念を曲げることができずに居場所を失くしてきた彼と、素朴な友人・牛山(荒川良々)の面白くも無為な日々を見守る権藤の弟・権藤左近(佐藤 健)。彼らはやがて破天荒な事件に巻き込まれ、人生を一変するやも知れない事態に直面する―。主演を務める山田孝之が盟友・山下敦弘監督と組み、愛読書であったコミック「ハード・コア-平成地獄ブラザーズ」を完全映画化。さらに佐藤健、荒川良々が共演する。

今回、10月25日(木)より開催される第31回東京国際映画祭の特別招待作品部門に、本作が出品されることが決定した。東京国際映画祭での上映について、山下監督は「東京国際映画祭での上映がワールドプレミアとなるので、世界で一番最初に観れるチャンスです。原作に出会ってから20年近く経っているのですが、原作への想いというか意地というか、とにかく全てが詰まっている作品なので、心して観てほしいですね」とコメント。

また、25日(木)に行われるオープニングイベントでは、山下敦弘監督と本作に登場する謎のロボット“ロボオ”と共にレッドカーペットを歩くことが決定。山下監督は「ロボオはもちろんロボットなんですけど、映画の中でも重要な仲間というか登場人物で、この作品の一番のスターです。そのスターと一緒に歩けることは光栄に思います。山田君と佐藤君を差し置いて映画の中のスターと一緒に歩くので、是非シャッターチャンスを逃さないように!」と意気込みを語っている。

映画『ハード・コア』は2018年11月23日(金・祝)より全国で公開!
監督:山下敦弘
原作:狩撫麻礼・いましろたかし「ハード・コア-平成地獄ブラザーズ」(エンターブレイン刊)
出演:山田孝之、佐藤健、荒川良々、石橋けい、首くくり栲象、康すおん/松たか子
配給:KADOKAWA
© 2018「ハード・コア」製作委員会