友だちの死をきっかけに揺れる若者たちの姿をエモーショナルに描く映画『チワワちゃん』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。

「ヘルター・スケルター」や「リバーズ・エッジ」など、80~90年代にかけて時代を代表する多くの人気作を手掛け、今なお熱狂的な支持を受ける漫画家・岡崎京子が 1994年に発表した「チワワちゃん」。時代を超えて愛される傑作青春物語が、若手実力派キャストと弱冠26歳の新鋭・二宮健監督により新たな青春のバイブルとして映画化された。

チワワちゃんを取り囲む若者たちの回想を軸に進む本作。主人公のミキ役には、『愛の渦』(2014)のヒロインで注目を浴びて以来、実力派若手女優として数々の作品に出演し続けている門脇麦。チワワちゃんの元カレ・ヨシダ役には若手最注目俳優の成田凌、ヨシダの親友カツオ役には2017年に俳優デビューを果たし既に注目作品に引っ張りだこの寛一郎、チワワちゃんの親友ユミ役には、同年代女性から支持されモデル・女優として活躍する玉城ティナ、チワワちゃん役には新人ながら大抜擢された吉田志織、さらにチワワちゃんに想いを寄せるナガイ役には、映画・TV・舞台と幅広く活動している村上虹郎と20代の実力派俳優が集結し、等身大の若者を熱演している。

今回解禁された特報映像では、夜の町を疾走したり、ナイトプールで水中キスしたり、駐車場でボウリングをしたり・・・“チワワちゃん”を中心とした若者たちが全力で“今”を楽しむ姿が捉えられている。エネルギッシュで派手な映像とは裏腹に門脇麦演じるミキの衝撃的なナレーションが、儚い青春の終わりを予感させる。本映像にも挿入されている主題歌は、“ハバナイ!”の愛称で活動している新世代バンドHave a Nice Day!が手がける「僕らの時代」。ハバナイに短編の劇伴を依頼したことがある二宮監督が声をかけたところ、「ぴったりな新曲がある」と逆オファーをされた楽曲。二宮監督は「運命的な巡り合わせだと思う。“息もできないほど~僕らの時代”という歌詞が、まさにこの映画そのものだし、いい意味で僕の想像を超えてきてくれた」、門脇は「まるで映画を見て歌詞を書かれたかのように、ぴったり合っていて驚きました」と語っている。

ストーリー

SNSが普及した現代の東京。ありったけの若さを謳歌する男女のグループ。そのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって発見された。残された仲間たちが集まり、それぞれがチワワとの思い出を語りだすが、分かったことは誰もチワワの本名も境遇も本性も知らないままバカ騒ぎしたり、恋愛したり、エッチしたりしていたということだった―。

特報映像

映画『チワワちゃん』は2019年1月18日(金)より全国で公開!
監督・脚本:二宮健
原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA刊)
出演:門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、吉田志織/村上虹郎、栗山千明(友情出演)/浅野忠信
配給:KADOKAWA
R-15
©2019『チワワちゃん』製作委員会