『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のスペシャルファンナイトイベントが11月22日（木）に都内で行われ、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、クローディア・キム、ジュード・ロウが登壇した。

前日に行われた「ワールドツアーファイナルプレミア in JAPAN」のレッドカーペットイベントに続き、今回のスペシャルファンナイトには、ニュート役のエディ・レッドメイン、ティナ役のキャサリン・ウォーターストン、ジェイコブ役のダン・フォグラー、クイニー役のアリソン・スドル、ナギニ役のクローディア・キム、ダンブルドア役のジュード・ロウが登壇し、ハリー杉山と高橋愛がMCを務めた。

イベントが始まると、ファンが集まった会場の後方から中央の通路を通ってキャストたちが続々と登壇し、ファンからは大歓声が沸き起こった。あまりの熱狂ぶりに、ステージに上がったエディは「言葉を失うとはこういうことなんですね」と満面の笑みを浮かべ、さらに「この映画を引っ提げて世界中を旅してきましたが、この瞬間を待ち望んでいました」と日本のファンに作品を届けることへの喜びを語った。

挨拶が終わると早速、会場に集まったファンからキャストたちに直接質問をするコーナーに。突然の展開に、見事選ばれた観客も思わず言葉を詰まらせる部分もありながら、クイニー役のアリソンは「本作でのクイニーの役割は？」という質問に「欲望かしら」とニヤリと一言。河童の帽子をかぶった観客は、エディに「河童が好きと聞いた」と声をかけると、エディは「次の映画に出演してください！」とまさかのオファー。さらに、ニュートのコスプレをしたファンからはエディに好きな日本食を質問し「寿司、鉄板焼き、ラーメン・・・しゃぶしゃぶ！」と次々と挙げ、会場を沸かせた。

次に公式Twitterに寄せられた質問にもキャストが答えるコーナーでは、ジェイコブ役のダンは“ジェイコブが愛される理由は？”という質問に「寛大な子ことの持ち主。マグルなので魔法は使えませんが勇敢に戦いに挑む。僕がみんなを愛しているように、愛さずにはいられないんです」と答え、会場は大歓声に包まれた。続けて、アリソンは“世界中のプレミアで一番魔法界だったところは？”という質問に「日本は魔法みたい」と日本語で答え、さらに「熱く温かく迎えてくれて魔法のよう」と笑顔で答えた。

また、ナギニ役として出演するクローディアは「温かく歓迎していただきありがとうございます」と日本語で話し、会場を沸かせ、“役をもらったときの思いは？”という問いには「決まったときは喜びでいっぱいで、今日ここにいられることがうれしくてしょうがない。前列で泣いている人がいますが、私も泣きたくて仕方がない」と喜びを見せた。

続けて、MCからジュードに“ダンブルドアは魅力にあふれて、色気にあふれている。どうやって引き出した？”という質問に、「分かりません」と照れ笑いを浮かべ、「僕とダンブルドアの共通点は“いたずら好き”っていう部分かな」と笑顔を見せた。

さらにイベントの終盤では、キャストたちが用意したファンタビ関連プレゼントが当たるコーナーとなり、キャスト自身がひいて当選した観客は、ステージ上でプレゼントを受け取り、さらにプレゼントを提供したキャストと握手やハグをするなど触れ合い、これには会場中から悲鳴のような歓声が沸き起こった。また最後にキャスト全員と当選者全員で写真撮影が行われ、観客ともども大興奮となった。

最後にジュードは「日本に来るたびにといっきり楽しい時間を過ごさせてくれる。今回はこの家族で来られて、別次元で楽しめている。非常に温かく一生懸命応援してくださるので感謝しています」と笑顔で語り、エディがスマホで観客とセルフィーを撮るなど最後まで大盛り上がりのイベントとなった。

世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、日本でも73.5億円の大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その最新作では、前作に続きJ・K・ローリングが脚本を執筆し、デイビッド・イェーツ監督がメガホンを取る。本作の舞台は、ロンドンとパリ。イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物（ビースト）たちとともに、一同はパリへと向かう―。

【取材・写真・文／編集部】

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は2018年11月23日（金・祝）より全国で公開！
監督：デイビッド・イェーツ
出演：エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー
配給：ワーナー・ブラザース映画
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