一人じゃない、仲間がいる、この世界(ユニバース)には―『スパイダーマン:スパイダーバース』の日本語吹替版キャストが決定した。

革新的なヴィジュアルのアニメーションとともに、フレッシュなスパイダーマン・ユニバースが誕生する。主人公は、ニューヨーク・ブルックリンの少年マイルス・モラレス。彼が暮らす世界には、スパイダーマンのマスクをかぶることができるのは一人だけではない、無限の可能性が秘められた<スパイダーバース>が存在していた―。『LEGO®ムービー』『くもりときどきミートボール』のフィル・ロード&クリストファー・ミラー、アヴィ・アラドが製作を務め、ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンが監督を務める本作。

今回、本作の日本語吹替版キャストが決定した。若きフレッシュな新生スパイダーマンのマイルス・モラレス役を小野賢章、マイルスを導く師匠であり、『スパイダーマン』シリーズでお馴染みのピーター・パーカー役に宮野真守が参加。声優界でも先輩・後輩の関係である二人の師弟関係が、劇中にどう描かれるのかにも注目だ。また、女性スパイダーマンであるスパイダーグウェン(グウェン・ステイシー)役をには悠木碧が務める。マーベル好きとしても知られるこの声優界のヒーローたちが、それぞれのスパイダーマンをどう演じるかに期待は高まる。

小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン役)コメント

 本当に嬉しかったです。吹き替えでマーベルヒーローになる事が声優としての1つの夢だったので、夢が叶った瞬間でした。マーベルの中でもスパイダーマンが好きなのですが、日本にもスパイダーマンファンが沢山いると思います。そう思うと・・・嬉しい感情の後は物凄いプレッシャーが押し寄せてきました。笑
 いつも面白いしカッコいい、僕にとってはお兄さん的存在の宮野さんですが、今回のパーカーを宮野さんがどういう風に演じられているのかとても楽しみにしています。残念ながら一緒に収録できなかったので、宮野さんならこういう風に演じるかな。と想像しながら楽しく収録させていただきました。
 親愛なる隣人であるスパイダーマン。茶目っ気たっぷりで、失敗しながらも、いろんな経験をして成長していく姿は、観ていて応援したくなります。今回のスパイダーバースの主人公、マイルス君も本当に可愛いです!!!ぜひ、映画館の大スクリーンでご覧ください!!マーベル最高!!!

宮野真守(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)コメント

まさか自分が、あのピーター・パーカーを演じる日が来るなんて思っても見なかったので、すごく驚きましたし、とても光栄です。しかしながら、みなさんのよく知るピーターとは、ちょっと雰囲気が違うかもしれないのです…。そして、今回の僕の役どころは、なんと、主人公の少年「マイルス」の師となるような立ち位置。ついに僕も、こんな大人の役をやるようになったのかと…勝手に感慨深いです(笑)どうぞ皆様、公開をお楽しみに!

悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダーグウェン役)コメント

グウェンは、マーベルファン新人者の私でも目にしたことのあるスパイダーウーマンでした。まさか自分が担当できると思っていなかったので、本当に嬉しいです。いつか子供が生まれたら、「お母さん、本当はスパイダーグウェンなんだ」と真実を明かしたいと思います。
アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーからちゃんとマーベル作品にハマった新参者です。遡ってシリーズを一気見したあの1ヶ月、どうやったら自分がヒーローになれるか、そしてどうやってアメリカに聖地巡礼しにいく日程を捻出するかばかり考えていました…。グウェンを担当させて頂けた事で、前者は叶ったので、あとはアメリカに行くだけですね。スパイダーマン大好きです。赤と青の全身タイツなのにかっこいいとか反則じゃないですか?はぁ、好き。足首が特に好きです。グウェンはフードがだいぶ好きです。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年3月8日(金)より全国で公開!
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント