恒松祐里


人生につまづき落ちぶれた男の再生の物語『凪待ち』のヒロインを恒松祐里が演じることが決定した。

本作は、『孤狼の血』や『彼女がその名を知らない鳥たち』など多数の話題作を世に送り出し、現在、日本映画界の期待を最も集める監督・白石和彌が、待望していた香取慎吾と初タッグを組むオリジナル脚本作品。香取慎吾が演じるのは、パートナーの女性とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻市で再出発しようとする男・郁男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう―。人生につまずき落ちぶれた男の再生の物語、誰も見たことない香取慎吾がここにある。

今回、本作のヒロインとして、『くちびるに歌を』『散歩する侵略者』の恒松祐里が出演することが発表された。主演の香取演じる郁男のパートナーの女性の娘・美波役を務める。

恒松祐里(美波役)コメント

初めて脚本を読んだ時、ずっと少し寂しくて苦しくて深い海底の暗闇の中を行き場もなく彷徨っているような作品だなと思いました。でも最後の方で微かに一筋の光が見えたように感じました。撮影中は私の役にとって辛い事ばかり起きましたが、その光を求めてがむしゃらに頑張りました。白石和彌監督はそんな私のお芝居をどんな時も優しく見守って下さりました。今作で初めて共演させて頂いた香取慎吾さんは小さい頃から拝見していた方でしたので、お会いする時までドキドキしていたのですが、とても優しく誰に対しても同じ目線で温かく接して下さる方だったので、直ぐに役の関係性のように慕わせて頂く事が出来ました。香取さんの大きな背中があったから美波として生きられた気がします。素敵な方々と出会い、お仕事をする事が出来て本当に光栄でした。作品の中で私が感じた光を皆さんにも感じて頂けたらと思います。公開を楽しみにしていて下さい!

映画『凪待ち』は2019年に全国で公開!
監督:白石和彌
出演:香取慎吾、恒松祐里ほか
配給:キノフィルムズ
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