映画『キセキ』のキャスト・スタッフが贈る恋の青春物語『愛唄 ー約束のナクヒトー』の本編映像が解禁された。

2017年に大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、実話エピソードを基に、名曲「愛唄」を映画化した本作。本作はGReeeeNがかつて同名タイトルの楽曲を作った時と同じ想いを持って、脚本として参加し、今の時代に伝えるべきメッセージを込めて新たに映像化。彼らのかつての実体験から着想を得て作られた恋の青春物語。恋をすることを恐れていた主人公・野宮透役を横浜流星、ヒロインの運命の少女・伊藤凪役を清原果耶が演じる。

今回解禁された本編映像は、主人公・トオル(横浜流星)が、元バンドマンで旧友の龍也(飯島寛騎)と一緒に、凪(清原果耶)が投げかけた公式を解明しようとするシーン。トオルと龍也に、ある公式が書いてある紙を見せた。それは、以前に凪と潜り込んだ高校の教室で、凪が黒板に書いた公式だった。トオルはその意味がわからず、ずっと解けずにいた。

数学パズルが好きな凪が考えたという公式は、K(kimochi)についてものだ。Kは気持ち(kimochi)のK、iは“私”、yはyouで“あなた”を表す。ただし、iとyは同じにはならない(i≠y)という条件。 「可能性」、「二人が近づく努力」、「トオル君と出会ってからひらめいたこと」の3つがヒントと凪は言った。それを聞いた龍也は「さっぱりわからない」と言いつつ、「iとyも二人の気持ちじゃない?お互い近づくと気持ちも近づく・・・。なんちゃって」と勘を働かせる。それを受け、トオルも「iとyが近ければ近いほどKの値は大きくなる。二人が努力すれば近くなる。可能性も大きくなる!」と声を弾ませる。トオルが見つけた答えとは?そこにこめられた凪のメッセージとはなにか?

トオルは何かに夢中になることもなく平凡な日々を送っていたが、凪と龍也に出会い、少しずつ変わっていく。二人と出会ったときは、うつむきがちで話す声も小さい沈んだ雰囲気だったが、公式の話をする表情は、病が進行しているにもかかわらず明るい。トオルが少しずつ変化していく様子も本作の大きな見どころのひとつだ。そんな横浜は、清原果耶、飯島寛騎との共演について、「二人が凪と龍也として存在してくれたからこそ、トオルとしての感情が自然と芽生えたので、二人のおかげでトオルになれて感謝しています」と語る。そして、「この映画は命という重いテーマも描いていますが、その中でも失われない明るさ、生きることの素晴らしさをポジティブに呼びかける作品にしたい。その思いをトオルに反映したかった」と振り返る。

ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS)では、メインキャラクターのピンクの髪の不良高校生役でひときわ注目を集め、 『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(3月21日公開)と主演作『チア男子!!』(5月公開)も控えている横浜だが、本作への思い入れは強い。『キセキ -あの日のソビト-』に続くGReeeeN映画への出演に「とてつもなくプレッシャーや責任を感じていますが、それ以上に幸せな気持ちでいっぱいです」とコメントしていたが、その後の撮影を通して「僕自身が演じながらたくさんのメッセージを受け取って、それをしっかり届けなければならないと思ったので、皆さんにとっても一生忘れられないような作品になって欲しいと思います。今を一生懸命に生きて、後悔をしないように、そして恋する勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです」と強い意気込みを見せている。

特別映像

映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』は2019年1月25日(金)より全国で公開!
監督:川村泰祐
出演:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口徹/成海璃子/中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給:東映
©2018「愛唄」製作委員会