潜水艦アクション大作『ハンターキラー 潜航せよ』の予告編が解禁された。

ロシアで大統領が拘束されるクーデターが勃発。世界の運命をかけ、米海軍攻撃型原子力潜水艦ハンターキラーと特殊部隊ネイビーシールズに「ロシア大統領を救出せよ」という前代未聞のミッションがくだる―。ハンターキラーを率いる頭脳明晰で冷静沈着な艦長ジョー・グラスを演じるのはジェラルド・バトラー。統合参謀本部議長のチャールズ・ドネガン役をゲイリー・オールドマンが演じるほか、ソングライターでラッパーでもあるコモンや、リンダ・カーデリー二、トビー・スティーヴンス、ミカエル・ニクヴィストが出演。

今回解禁された予告編では、任務遂行のため、海上には無数の駆逐艦、海底にはため息の音にすら反応する水中兵器ひしめく“絶対不可侵”のロシア海域に潜入するハンターキラー艦内の緊迫感あふれる様子や、ジェラルド・バトラー演じるジョー・グラス艦長と船員たちとの臨場感あふれるやりとりが描かれる。さらに、空から潜入しロシア軍と交戦するシールズ隊員の様子や、『ワイルド・スピード』製作陣らしさも見える、スピード感溢れる陸海空軍入り乱れての大スケールの戦闘シーンなども捉えられている。

プロデューサーのひとりトビー・ジャッフェは、「我々が目指したのは、大いに楽しめるサスペンス・アクションであり、最新の潜水艦の世界を観客がリアルに体験できる物語だ」と語る。本作では米海軍の全面協力により、なんとパール・ハーバーに着岸している原子力潜水艦が二日間にわたり開放され、撮影も許可された。潜水艦内だけでなく、潜水する様子も撮影したドノヴァン・マーシュ監督は、「8000トンもの巨大な機械が海を潜っていく映像は、CGでは絶対に作り出せないと思ったよ」と興奮ぎみに振り返る。

さらに、監督は撮影前に映画に登場するヴァージニア級攻撃型潜水艦と同じタイプの原子力潜水艦に乗船して海に出た時の経験をもとに、潜水艦のセットを巨大な回転台の上に設置するという大胆な手法を思いついたという。このアイデアは、潜水艦が下降する際に乗員たちも一緒に傾いていく場面や敵艦から攻撃を受ける場面など、本映像でも圧倒的な緊張感とともに確認することができる。

予告編

映画『ハンターキラー 潜航せよ』は2019年4月12月(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:ドノヴァン・マーシュ
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリーニ、ミカエル・ニクヴィスト
配給:ギャガ
© 2018 Hunter Killer Productions, Inc.