アンドリュー・ロイドウェバー作曲の大ヒットミュージカル『スクール・オブ・ロック』が来年8月に豊島区立芸術文化劇場にて日本人キャストで上演されることが決定した。

2003年に全米で公開された、ジャック・ブラック主演の映画『スクール・オブ・ロック』。老若男女誰でも笑って泣いて楽しめるロック音楽コメディ映画として全米で大ヒットとなり、翌年には日本でも公開され、ヒットを記録。劇中で披露される、数千人の中から選ばれた子どもたちの生演奏も話題となった。

そして2015年、ブロードウェイでミュージカル化。そのプロデュースと楽曲を手がけたのは、『オペラ座の怪人』『キャッツ』など世界的大ヒット作品を次々と世に送り出してきている作曲家、アンドリュー・ロイドウェバー。作詞には、ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』やディズニー・アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』のグレン・スレイター、脚本は英ドラマ「ダウントン・アビー」やミュージカル『メリー・ポピンズ』のジュリアン・フェロウズという最高のクリエイターが集結。ブロードウェイでの開幕から間も無く、2016年にはイギリス・ウエストエンドでも開幕し、世界の演劇界を牽引する2大都市で大ヒットを記録している。

そんな大ヒット作品のミュージカル版が2020年、ついに日本人キャストで上演されることが決定した。エネルギッシュかつ心を打つ音楽を通して、「本当の自分とは何なのか」現代を生きる大人たちに気づかせてくれ、作品を見ている数時間は全てを開放し、明日を生きる活力をくれる。本作の最大の魅力である、幕が上がり下りるまで続く“ライブ感”。開演前には「劇中の演奏は、子どもたちが本当に演奏しています」とアナウンスされ、圧巻のパフォーマンスが披露される。

メインキャストとなる生徒役のオーディションも開催され、音楽界・演劇界の未来を担う才能との出会いに期待が膨らむ。ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』『メリー・ポピンズ』など、どの世代にも愛される世界的大ヒットミュージカルを手がけてきたホリプロが新たなスターを生み出すヒット作品を手がける。生徒役キャストのオーディション詳細や主演のデューイ役など、注目の日本版情報は後日発表される。上演は2020年8月、豊島区立芸術文化劇場(東京・池袋)【新複合施設「Hareza 池袋」(2019年秋オープン)】にて。

ストーリー

アマチュアロックバンドのギタリストのデューイは心あらロックを愛する男だったが、その熱すぎる情熱と勝手なパフォーマンスが原因でバンドをクビになってしまう。友人ネッドのアパートに居候しているデューイだが、貧乏で家賃すら払えず、ネッドの恋人パティと喧嘩し住む場所も無くなりそうな最悪な状況に。そんな時、ネッドに私立学校の臨時教師の話が舞い込み、仕事が欲しかったデューイはネッドになりすまして名門ホレス・グリーン学院へと向かう。厳格なロザリー校長のもとエリート進学校として名高いホレス・グリーン学院だが、デューイは厳格な規律の多い学校で過ごす子供たちが無気力な事に気がつき、さらに担任したクラスの子供たちに音楽の才能があることも見つけ、子供たちとバンドを組んでバンドバトルに出場することを思いつく。そして、学校や親に気づかれぬよう、授業と称して子供たちにロックのあらゆることを教え始める。クラシックしか耳にしたことがないような生徒たちは、最初は困惑していたが、やがてデューイの陽気な人柄やロックの開放感、ありのままの自分を認めてくれるデューイに魅力を感じはじめ、一緒にバンドバトルを目指して猛練習を始める。ある日、デューイが偽物教師だということがバレてしまうが、デューイとのロックを通し変わり始める子ども達の変化は、周囲の大人たちをも変えていくことになる。

映画『スクール・オブ・ロック』
Blu-ray 2,381円(税抜)/DVD 1,429円(税抜)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

ミュージカル『スクール・オブ・ロック』は2020年8月に豊島区立芸術文化劇場にて上演!
※地方公演あり(予定)
主催・企画制作:ホリプロ
公演詳細は こちら