ポーランドの風景の中で紡がれる思春期の輝きと揺らぎを描く『メモリーズ・オブ・サマー』が6月より公開されることが決定した。

ポーランド映画界の新たな才能、1970年生まれのアダム・グジンスキ監督が自身の体験をもとにつくりだした本作。子どもと大人の狭間で揺れる 12歳の少年の目を通して描かれる忘れられない一夏の記憶を描く傑作。母と子を結びつける特別な絆とその崩壊を軸に、初めての恋や友情、性を取り巻く感情に戸惑う思春期の痛々しさを、切実に映し出す。どこかなつかしさを感じさせる 70年代のポーランドの風景のなか紡がれる、新しい夏休み映画が誕生した。

1970年代末―夏、ポーランドの小さな町で、12歳のピョトレックは新学期までの休みを母ヴィシアと過ごしている。父は外国へ出稼ぎ中。母と大の仲良しのピョトレックは、母とふたりきりの時間を存分に楽しんでいた。だがやがて母はピョトレックを家に残し毎晩出かけるようになり、ふたりの間に不穏な空気が漂い始める。一方ピョトレックは、都会からやってきた少女マイカに好意を抱くが、彼女は、町の不良青年に夢中になる。それぞれの関係に失望しながらも、自分ではどうすることもできないピョトレック。そんななか、大好きな父が帰ってくるが・・・。

予告編

映画『メモリーズ・オブ・サマー』は2019年6月よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!
監督・脚本:アダム・グジンスキ
出演:マックス・ヤスチシェンプスキ、ウルシュラ・グラボフスカ、ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ
配給:マグネタイズ 配給協力:コピアポア・フィルム
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