NYスケートシーンの現実とガールズスケーターたちの友情と絆を描いた映画『Skate Kitchen(原題)』が『スケート・キッチン』の邦題で5月10日(金)より公開されることが決定した。

マンハッタンの“いま”をスタイリッシュに走り抜ける“スケート・キッチン”。新たなるスケボー映画が誕生した。さまざまな人種的バックグラウンドをもつ少女たちが、男社会に生きる女性の生き様と、仲間意識や自己発見の大切さを学び成長していく本作は、彼女たちの“いま”を描いた青春映画。昨年のサンダンス映画祭で絶賛され、各国の映画賞を受賞した本作にはスケート・キッチンのメンバーのほか、ジェイデン・スミスも出演。

本作は、2011年よりMiu Miuが始めたプロジェクト「Miu Miu Women’s Tales」(Miu Miu【女性たちの物語】)の1本として、2016年「That One Day」というタイトルで発表された短編が元になっている。このプロジェクトの監督にはダコタ・ファニング(女優)、河瀬直美(『あん』監督)、アニエス・ヴァルダ(『冬の旅』監督)などが選ばれている中、クリスタル・モーゼルが監督した「That One Day」は世界中で注目を浴び、『スケート・キッチン』として長編化されることになった。

ストーリー

ニューヨーク郊外に住む17歳の内気な女の子カミーユはスケートボードに熱中しているが、怪我が原因で母親からスケートを止めるように言われる。そんなある日、彼女は“スケート・キッチン”と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーと出会い、彼女たちの一員となる。母親との関係は悪化しつつも、どんどんスケートにのめり込んでいくカミーユは、謎のスケートボーダー男子に恋をする。だが、この男子との関係はスケボーのトリックを決めるよりも難しいことが発覚する・・・。

映画『スケート・キッチン』は2019年5月10日(金)より渋谷シネクイントほかで公開!
監督:クリスタル・モーゼル
出演:スケート・キッチン(カブリーナ・アダムズ、ニーナ・モラン、ジュールス・ロレンゾ、アーディーリア・ラブレス、レイチェル・ヴィンベルク、アジャニ・ラッセル、ブレン・ロレンゾ)、ジェイデン・スミス、エリザベス・ロドリゲス
配給:パルコ
©2017 Skate Girl Film LLC.