『うちの執事が言うことには』の完成披露試写会が4月18日(木)に都内で行われ、永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、村上淳、吹越満、久万真路監督が登壇した。

映画初主演となる永瀬は「やっと(公開日が)来たか、と。ニヤニヤが止まらないですね」と挨拶。すかさず村上が「だから控室でもニヤニヤしてたんだね」とツッコミを入れると、「止まらなかったですね(笑)」と笑って返す永瀬。そんな永瀬と神宮寺が所属するKing & Princeはデビューに関する記者会見が昨年1月に行われたのち、5月にデビューシングルが発売されたが、「撮影が(デビューを)またいでいたので、僕的にはうれしいです」と笑顔で語る清原。

フレッシュなキャストを前に、久万監督は「この一年で、若手の皆さんがすごく成長しているので、永瀬君をはじめフレッシュで生き生きとしたところがこの作品の中で生きている」と語り、「僕も作品を見たのですが何かが違うな」とコメントする神宮寺。“何が違う?”という問いに神宮寺は「色気が違う」と答え、会場は笑いに包まれた。

台本の読み合わせを2人で行ったという永瀬と神宮寺だが、永瀬の自宅で行ったこともあったようで「机の上にジェンガがあって、途中からジェンガ対決になった」と明かし、神宮寺は「めちゃくちゃジェンガ強かったです」とコメント。

劇中では“上流階級”らしい所作が求められたというキャストたち。勉強もしたようで、“スープの飲み方”について「手前から奥にすくって」と飲み方を語りだしたが、観客も静まり返ってしまい、思わず永瀬は「あれ、みなさん知ってました?」と問いかけ、会場からは「知ってたー!」という声が続々。これには永瀬もタジタジとなっていた。

また、永瀬は今回映画初主演を介して役にきちんと向き合えたことについて、「もっと演技を勉強したいというのがある」と語り、「みなさんが優しかったので、いい意味で気負わずにできた現場でした。初主演作が『うちの執事が言うことには』でよかったと思いました」と笑顔で語った。

高里椎奈による原作は、個性豊かで魅力的なキャラクターたちが織りなす独特の世界観が支持され、累計35万部のヒットとなり、コミックスも発売。突然、日本が誇る名門・烏丸家の家督を継ぐように父から命ぜられた花穎は、仏頂面の青年・衣更月と主従関係を結ぶことに―。微妙な空気の中で陰謀から烏丸家を守り抜けるのか―。英国帰りで、社交界の名門・烏丸家第27代当主となる主人公・烏丸花穎役をKing & Princeの永瀬廉、同じくKing & Princeの神宮寺勇太が名門・赤目家の御曹司で大学生ながらスイーツ店のオーナーも務める赤目刻弥役を演じる。

【取材・写真・文/編集部】

映画『うちの執事が言うことには』は2019年5月17日(金)より全国で公開!
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
出演:永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠、矢柴俊博、矢柴俊博、村上淳、原日出子、吹越満、奥田瑛二
配給:東映
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会