トウコ・ラークソネンの波乱の半生を描く『Tom of Finland(原題)』が『トム・オブ・フィンランド』の邦題で8月2日(金)より公開されることが決定した。

本作は、まだ同性愛が厳しく罰せられた第二次世界大戦後のフィンランドを舞台に、身内にも隠れて自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていたトウコ・ラークソネンが、本名から海外でも覚えやすい「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡り栄光を手にするまでの波乱に満ちた半生を描く。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作の原作者J・R・R・トールキンの伝記映画『TOLKIEN(原題)』の公開が控えるドメ・カルコスキ。フィンランドで最も成功した映画監督と言われるカルコスキ監督による昨年度アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表作品。

クイーンのフレディ・マーキュリーをはじめ、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープ、デイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォードといった数多のアーティストたちに影響を与えたトム・オブ・フィンランド。LGBTに対しての軽蔑や無理解と闘った芸術家が、何十年もの苦難の末につかみ取った愛と栄光の物語。

映画『トム・オブ・フィンランド』は2019年8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!
監督:ドメ・カルコスキ
出演:ペッカ・ストラング、ジェシカ・グラボウスキー、ラウリ・ティルカネン
配給:マジックアワー
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