『最高の人生の見つけ方』の初日舞台挨拶が10月11日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、ももいろクローバーZ、前川清、犬童一心監督が登壇した。

2人の女性が“無謀な旅に出る”という本作のキャンペーンで全国を回った吉永と天海。吉永は特に「キャンペーンで(愛媛県の)道後温泉ってあまりないですよね。これがなかなかよかったです」と笑顔を見せ、50年前に撮影で訪れたという同地に「懐かしかったです」と語った。

そんな吉永と天海をサポートするという役柄のムロだが、台本ではムロが吉永にひざ枕をするシーンがあったというが、実際に撮影に入ると天海演じるマ子から「NO!ひざ枕」とアドリブで言われ、「小百合とムロさんはくっつけられず・・・」と残念がりながら、さらに吉永を“小百合”と呼び、自身に“さん”をつけていることに気づき「小百合って言っちゃった!!」と大慌てで訂正し、会場の笑いを誘った。

今回、自身の実際のライブで撮影を行ったももいろクローバーZだが、百田は「いつものライブをお届けする感じだった」と振り返りつつも、「出演させていただけたことがまだ信じられない」と2人との共演への思いを語り、佐々木は「わざと間違えてNGを出したいくらい楽しかった」と明かした。

最後に天海は「心を込めて、いろんな方に届き、いろんな方の背中を押す映画になったらこんなに幸せなことはありません」と本作をアピールし、吉永は、翌日の舞台挨拶が台風19号が接近している影響で中止になったことにからめて「時間があったらまた舞台挨拶を使用って言っています。また次の機会にお会いできることを願っています」とメッセージを送った。

ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演のハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』から12年、この感動の物語を原案に、主人公を女性2人として新たに生まれ変わった本作。主人公の主婦・北原幸枝を吉永小百合、大金持ちの女社長・マ子を天海祐希が演じる。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた2人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。2人はこのリストすべてを実行する決断をする。自らの殻を破って初体験することで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた―。

【写真・文/編集部】

映画『最高の人生の見つけ方』は2019年10月11日(金)より全国で公開!
監督:犬童一心
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、賀来賢人、鈴木梨央、駒木根隆介/ももいろクローバーZ/前川清
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会