2016年に上演されたA.B.C-ZによるABC座「株式会社 応援屋!!」が『オレたち応援屋!!』として映画化され、A.B.C-Zが5人そろって映画初主演を飾ることが10月26日(土)に、日生劇場にて上演されている「ジャニーズ伝説 2019」においてサプライズ発表された。

2012年以来、日生劇場にて上演を重ねるA.B.C-Zによる「ABC座」。2016年に上演された「ABC座2016 株式会社応援屋!!~OH&YEAH!!~」が映画『オレたち応援屋!!』として生まれ変わる。脚本を担当するのは、テレビドラマ「おっさんずラブ」などの徳尾浩司、監督は『ホーンテッド・キャンパス』(2016)で徳尾とタッグを組んだ竹本聡志。

今回、日生劇場にて上演中の「ジャニーズ伝説 2019」の10月26日(土)の公演後に行われた特別カーテンコールにてサプライズ発表された。本作でA.B.C-Zのメンバーが5人そろって映画初主演となる。

依頼人からの要望によって、さまざまなことを全力で応援する株式会社“応援屋”が存在する世界観はそのままに、キャラクター設定などは舞台から一新。人々の夢を応援することに喜びを感じ、日本中に笑顔を届けることを生きがいとしながら自らも成長していくストーリーが、映画ならではのテンポ感によって、どのように展開されるのか、役者としての新たなステージに向かい、A.B.C-Zが生き生きと演じる“応援エンターテインメント”に期待が高まる。

カーテンコールでは、なかなか暗転しない中で、大きな布に隠されたボードとともに登場した5人。その様子に、何が起こるのかとワクワクを隠せない観客からは大歓声が寄せられた。「新しくなったということで、(舞台「株式会社応援屋!!」を)見た方も、見れていない方も、全員が楽しめる内容」と期待を高め、「この後(「ジャニーズ伝説 2019」の千穐楽後)すぐに撮影に入るので、いい状態で撮影に入って素晴らしい作品を作っていきたいと思うので、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

竹本聡志(監督)コメント

マラソンランナーは沿道の声援が1番の力になると言います。応援される人には必ずどこか魅力があり応援する人はその魅力に見返りなしに応援をする。
A.B.C-Zの皆さんも同様、その人柄からたくさんの人たちに応援されて今があるのだと思います。彼らの持つ魅力、「優しさ・かわいさ・面白さ」を最大限に引き出し、皆さんの明日の活力になるような、笑い9割の作品に仕上げていきたいと思います!

徳尾浩司(脚本)コメント

A.B.C-Zのみんなと初めてお仕事をご一緒したのは、2010年の舞台「PLAYZONE200~ROAD TO PLAYZONE~」でした。毎日稽古をしながら、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤したことを思い出します。僕はまだ駆け出しの頃で居場所もなかったので、本番期間中もよく彼らの楽屋にお邪魔して色んな雑談の相手をしてもらいました。
みんなはひょっとしたら覚えていないかもしれません。あいつです、あの用もなく楽屋に来ていてあいつが、9年ぶりにA.B.C-Zの映画を書くことになったのです。
ご縁とは本当に不思議でありがたいものです。面白くて、キラキラしていて、それでいて大人の魅力が加わった彼らが魅せる<応援>の姿を是非、楽しみにしていてください。

中畠義之(プロデューサー)コメント

かねてよりA.B.C-Zのライブや舞台を拝見させていただいており、歌って踊れて、しかも必要かどうかわかりませんがお笑い的な素養も十分兼ね備えているアイドルグループだなあと思っていました。「いつか映像作品でご一緒したい」と模索していた2016年、ABC座「株式会社応援屋!!」を鑑賞。人々の夢を応援することに喜びを感じ、日本中に笑顔を届けることを生きがいとしながら、自らも成長してゆくストーリーは、A.B.C-Zにピッタリだと思い、参考にさせていただきながら映画「オレたち応援屋!!」を制作することになりました。
必要以上に「笑い」もめちゃくちゃありますが、温かいミルクのように胸に染み込む「感動」を日本じゅうにお届けできると思います。是非完成を楽しみにしてください。

【写真・文/編集部】

映画『オレたち応援!!』は2020年に全国で公開!
監督:竹本聡志
出演:橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一 ほか
配給:東宝映像事業部
©2020「オレたち応援屋!!」製作委員会
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