円谷プロダクション史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」が12月14日(土)に開幕し、TOKYO DOME CITY HALLで行われたオープニングセレモニーにおいて、フルCG VRコンテンツ『かいじゅうのすみか VRアドベンチャー』の制作が発表された。

「TSUBURAYA CONVENTION」は、円谷プロ史上最大規模のプログラムラインナップをそろえ、新たな円谷プロを体感できるイベント。

現在、東京ドームシティ ギャラリーアーモで開催中の体感エンターテインメント「空想科学 かいじゅうのすみか」が話題となっているが、今回「かいじゅうのすみか」の新プロジェクトとして、フルCGのVRコンテンツ「かいじゅうのすみか VRアドベンチャー」が来春より展開されることが発表された。

VRなどにフォーカスした新しいエンターテインメントの創出を目指すティフォンとTBSテレビが、円谷プロダクションが手掛ける「空想科学絵本 かいじゅうのすみか」の世界をリアルに体感できるコンテンツとして制作する本プロジェクト。レッドキングやピグモン、バルタン星人やエレキングなど、12体の人気怪獣が登場する。

イベントに登壇した、TBSの吉村圭悟プロデューサーは「すごく素敵な世界観がある」と「かいじゅうのすみか」の世界観を絶賛。ティフォンの深澤研CEOは「鑑賞するだけではなく、人生の経験の一部になるような、記憶に残る体験に仕上げていこうと思っています」と期待を寄せるコメント。

2020年3月下旬より、ティフォンが運営するVRテーマパーク「ティフォニウム お台場」にて導入されたのち、国内外の施設で順次展開され、深澤CEOによると「ティフォニウムは今渋谷とお台場で、来年春にはLAに出店していこうと考えています」と海外進出にも話が及んだ。

【文/編集部】

©TSUBURAYA PRODUCTIONS CO., LTD.