『野性の呼び声』のワールドプレミアが2月13日(木)[現地時間]にロサンゼルス・ハリウッドで行われ、キャスト・スタッフらが登壇した。

たった独りで孤独な旅を続ける男・ソーントンと、数奇な運命で犬ぞりの先導犬となった名犬バックとの出会いと絆を描く感動の物語である本作。ワールドプレミアが行われた会場に敷かれたレッドカーペットには、劇中のバックのモデルにもなった犬のバックリーが蝶ネクタイ姿で登場。数多くの大ヒット作に出演し続けているハリソン・フォードが登壇するプレミアイベントとあって、世界中のマスコミと多くのファンが集結。

本作の主役ソーントンを演じたハリソンをはじめ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン、フランス出身の俳優で『最強のふたり』(11)で日本でも大ブレイクを果たしたオマール・シー、そして『美女と野獣』や『アラジン』、そして『リロ&スティッチ』やドリームワークスの『ヒックとドラゴン』など、数々の名作アニメーションを世に送り出し、本作が初の実写作品となったクリス・サンダース監督らがレッドカーペットに現れると大きな歓声に包まれた。ハリソンは、集まったファン一人一人に丁寧にサインをし、快く写真撮影に応じた。

会場の熱狂ぶりを目の当たりにしたハリソンは「私は今とても充実しているんだ。この物語を語ることができ、そして観客にこの映画の素晴らしさを伝えることができて、私は大きな喜びを感じてるよ」とに喜びを表しながら、「私が演じたソーントンとバックは、お互いの人生に“価値”をもたらすんだ。犬と暮らしたことのある人ならば分かると思いますが、犬がもたらしてくれる癒しはとても大きいんだ」と、本作の“言葉の壁を越えた絆”のテーマに関して語った。

さらにハリソンは「この映画を日本のみなさんにお届けできることを、とても喜ばしく思っているよ。日本では単にペットとしてだけでなく、人が犬と特別な絆で結ばれることが多いと聞いています。だからこそ、日本のみなさんは、きっとこの映画を気に入ってくれると思うよ」と、本作を心待ちにしている日本のファンへ向け、熱いメッセージをおくった。

ハリソン・フォードの最新作は、アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの世界的名作冒険小説を基に、地図にない地を目指し旅する男ソーントンと奇跡の名犬バックの出会い、そして言葉の壁を超えた友情と冒険を描く感動のアドベンチャー。監督を務めるのは、ディズニー・アニメーションで『ライオン・キング』『アラジン』『美女と野獣』などさまざまな名作を生み出してきたクリエイターのクリス・サンダース。実写デビュー作となる本作で、“地図にない地を目指し、独り旅する男ソーントン”と“奇跡の名犬バック”の絆と冒険を感動的に描く。

映画『野性の呼び声』は2020年2月28日(金)より全国で公開!
監督:クリス・サンダース
出演:ハリソン・フォード、ダン・スティーブンス、カレン・ギラン、オマール・シー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.