今回解禁された場面写真


天才発明家VSカリスマ実業家を描く映画『エジソンズ・ゲーム』の本編映像と場面写真が解禁された。

世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルがいた。彼の名前はジョージ・ウェスティングハウス、〈頭脳でトップに立つクリエイター〉であるエジソンに対して、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉だ。本作では、この二人による壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描く。天才発明家エジソンを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。世界的偉人のイメージを180度覆し、「SHERLOCK/シャーロック」を彷彿とさせる、奇才のダークヒーローを怪演。対するライバルのウェスティングハウスにはマイケル・シャノン。さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラにニコラス・ホルト、エジソンを支える助手をトム・ホランドが演じる。

今回解禁されたのは、エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)とその妻メアリー(タペンス・ミドルトン)の夫婦愛に溢れるシーンを捉えた本編映像と、そのメアリーやウェスティングハウス(マイケル・シャノン)の妻・マーガリート(キャサリン・ウォーターストン)の場面写真。

映像では、エジソンは自ら発明した蓄音機の前で、メアリーに「喋って。テストだ」と声をかける。メアリーとエジソンは「フェンスを作ると約束してくれる?」「地面が凍ってるよ」と冗談を言いながら口づけを交わし、エジソンの指はするりと蓄音機から落ちる。子供たちはそんな親たちを気にも留めずに無邪気にはしゃぎまわりメアリーは優しく見守っている。そんな家族との時間を過ごすエジソンの瞳には孤高の天才発明家とはまた違う父親、夫としての温かい一面を垣間見ることができる。

すると、そこで一本の電話が鳴る。相手はエジソンに出資をしているJPモルガンであった。モルガンは「50万ドルやるから将軍になにか作れ」と言い、父親から一気に発明家の顔へ変わるエジソン。「君が望むものは断る。私が望むものをくれ。」といかにもエジソンらしい言葉を放ち映像は幕を閉じる。

エジソンやウェスティングハウスはたしかに天才であったが、彼らの成功はひとりの力だけではなかった。特に重要な要素の一つが彼らの妻の存在であった。カンバーバッチは「二人とも奥さんたちの支えがなかったら成功していなかったと思う」と話す。ミドルトンは妻の存在は二人に重要であったものの関係性には違いがあったと説明する。「マーガリート(ウェスティングハウスの妻)はビジネス的な考えもしっかり持っていたし、夫を理解し、強い絆で結ばれていた。ウェスティングハウスは個人的にも、ビジネスパートナーとしても彼女にそばにいてほしいと思っていた。逆にエジソンは、ビジネスでも一人で戦うことを選んだけど、メアリーは彼を愛していたし、お互いに愛し合っていて、彼女はとても献身的に彼を支えていた」。

また、本作で2度目の共演となるカンバーバッチとミドルトンだが、ミドルトンはカンバーバッチの印象について「ベネディクトは一緒に仕事をするのが楽しい素敵な共演者。いつも優しくて、どんな時でも人の意見に耳を傾けることができる、包容力のある人よ。どんな役であろうと、遊び心を持って、演じる人物の新しい一面を見つけ出すの。エジソンの晩年の写真や動画を見ると、お堅い老紳士のイメージがあったけど、ベネディクトは、若い頃のエジソンを演じているというのもあって、生き生きとした情熱的なエジソン像を創りあげているの。そういうことにとても長けている人だと思うわ」と語っている。

本編映像

映画『エジソンズ・ゲーム』は2020年6月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
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