ブラムハウス・プロダクションズが贈る狂気のサイコ・サスペンス『透明人間』の本編映像が解禁された。

ユニバーサルのクラシック・キャラクターにインスパイアされ、最先端の技術で恐怖と狂気に満ちた「透明人間」を描く本作。『ゲット・アウト』、『アス』などの製作でハリウッドのホラー映画を牽引するブラムハウス・プロダクションズと『ソウ』シリーズの生みの親リー・ワネルが監督、脚本、製作総指揮を手掛けた。主演は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞、エミー賞主演女優賞受賞のエリザベス・モス。狂気の演技で、これまでのイメージを一新しサスペンスフルに「透明人間」を描く。

必要以上の束縛とモラハラ気質の元カレから逃げ出し、友人宅に逃げ込んでいたエリザベス・モス演じるセシリア。元カレという恐怖からようやく開放され、匿ってくれた友人とその娘とともに穏やかな日々を送っていたはずの彼女だったが、一度追い詰められ、怯えきった精神は簡単には癒やされない・・・。

今度は見えない“透明人間”という恐怖に苛まれていき、不審な言動を繰り返すセシリアの様子に、味方であったはずの友人からも信用を失いかけていた。そんなある日、友人宅でどうしても拭えない恐怖を払拭すべく、行動に移したセシリアは、天井裏で驚きのモノを見つけてしまう。それは、逃げ出してきたはずの元カレが持っていたスマートフォン。中には、無防備に眠っている自分の姿が写真に残されており、あらゆる意味で想像を絶する恐怖が襲いかかる。さらに、その直後にはどこかでセシリアのことをずっと見つめていたかのようなタイミングで「サプライズ」というメッセージも―。

セシリアとともに息を潜め、思わず周囲を警戒したくなってしまう緊迫感溢れる映像であると共に、ラストにはまさに“サプライズ”と叫びたくなる衝撃シーンまで―。“透明人間”とは一体?あの後のセシリアの運命は?ホラー映画ならではの恐怖と緊張感を楽しませてくれる以上に、本編への期待が高まる内容となっている。

「透明人間の映画を作るなら、被害者の視点から描くべきだ」という、とっさにひらめいたアイディアを見事に映像化したワネル監督。キャリア史上最も難しい役柄だったという重要な被害者セシリアを演じたモスもワネルの脚本に惚れ込んでいたとか。「オリジナルの『透明人間』のアイデアをひっくり返す彼の脚本をすごく気に入ったわ。読んだ時に『自分が思いつきたかった』と思わされるような脚本なの。現代の社会と完全に関連しているし、メタファーとしても素晴らしい。今の世の中を生きる女性という意味でも現実的だった」と明かしており、これまでのイメージを一新する新たな“透明人間”に自信をのぞかせている。

本編映像

映画『透明人間』は2020年7月10日(金)より全国で公開!
監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、 ストーム・リード
配給:東宝東和
© 2020 Universal Pictures