日本の未来を切り開いた“五代友厚”の物語を映画化した『天外者(てんがらもん)』のWEB限定動画3本が解禁された。

激動の幕末から明治初期、日本の未来のために駆け抜けた男がいたー五代友厚―。武士の魂と商人の才を持つこの男、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた。東の渋沢栄一、西の五代友厚とも評される功績を挙げながらも、長らく歴史に埋もれていた。近年、多くの人の研究により、その真価が再認識される。「実もいらぬ、名もいらぬ、ただ未来へ・・・」とひたすら大いなる目標に向かったその志と熱い思いが、時代を超えて今、解き放たれる―。三浦春馬さんが圧倒的な熱量で生き抜いた五代友厚を演じる。取り囲む盟友の坂本龍馬を三浦翔平、龍馬と共に現れ後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教、そして初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を森永悠希。さらに五代友厚の両親として生瀬勝久と筒井真理子、遊女はる役の森川葵、五代友厚の志のよき理解者である妻・豊子を蓮佛美沙子が演じる。

今回、「約束編」「決意編」「友情編」の3つのテーマに沿ったWEB限定動画が解禁された。夢見ることを望み強く生き抜いた女性・はる(森川葵)の手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」と聞くと五代友厚(三浦春馬)と、「二人で海が見たい」と答えるはる。彼女の涙をこらえた笑顔が印象的な「約束編」は、はるを背負い涙を流す友厚を背景に、「この約束は必ず守る」「誰しもが、夢を見れる国へ」というナレーションが入り、「俺についてこい!」と熱弁する五代友厚のシーンで終わる。

「決意編」は、五代友厚の父(生瀬勝久)が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」と言い放つシーンから始まり、まさに五代が「天外者」だったことが伺える。「刀で人を殺しても、世の中は変わりやせん」という力強いセリフの後ろで、五代が自らの髷を刀で切り落とす決意が見られるシーンとなっている。

「友情編」では、「どでかい海を知るんじゃ!」と士気高々に語る五代友厚のシーンから始まり、若かりし頃の伊藤博文(森永悠希)が「あなたがみな皆を引っ張るんじゃ」と憔悴した様子の岩崎弥太郎(西川貴教)を鼓舞する場面や、五代友厚・坂本龍馬(三浦翔平)・岩崎弥太郎・伊藤博文が鍋を囲みながら日本の未来のために志を共にする場面が映し出され、彼らがそれぞれの熱い思いを胸に、友として激動の時代を駆け抜けたことが分かる。

WEB限定スポット(約束編)

WEB限定スポット(決意編)

WEB限定スポット(友情編)

映画『天外者』は2020年12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:田中光敏
出演:三浦春馬、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵/蓮佛美沙子、生瀬勝久
配給:ギグリーボックス
©2020 「五代友厚」製作委員会