“モンテッソーリ教育”の魅力と子どもたちの成長を追ったドキュメンタリー映画『モンテッソーリ 子どもの家』の予告編が解禁された。

錚々たる著名人が受けたとして知られる《モンテッソーリ教育》。イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案して以来、世界中に普及しているこのメソッドとは、一体どんなものなのだろうか?本作は、ルーベにあるフランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに2年3か月間密着。そこでは2歳半~6歳の子どもたちがユニークな教具を自らが選んで自由に学んでいた。水差しの中身を測ったり、花の茎をハサミで切ったり、パズルをしたりこれらが学校での彼らのお仕事だ。その過程で訪れる魔法のような瞬間を紡ぐ本作は、育児のヒントや教育の重要性のみならず、未来をつくる子どもたちが単なる「ちいさな大人」ではなく平和の担い手であることを、我々に開眼させる珠玉のドキュメンタリーである。

今回、日本語吹替を担当した本上まなみ、向井理のナレーション入り日本版予告編が解禁された。予告編ではモンテッソーリの著作から引用された言葉の数々を、モンテッソーリ役を務めた本上が穏やか且つ、威厳のある声を用いて、ガイド役を担っている。子どもたちが教室で、お花を生けたり、お水をこぼさないように注いだり、モンテッソーリ教具として知られる“ピンクタワー”を積み上げたり・・・と思い思いに“お仕事”している、微笑ましい映像に思わず顔がほころんでしまう。

そして、子育てに疑問を持ち、自らモンテッソーリ教師養成講座を受けた監督の声を、向井が優しく包み込むような美声で担当している。彼自身も父親であることから、「私自身、親になり、常に子供との接し方を考える毎日です」とコメントも寄せている。

予告編

映画『モンテッソーリ 子どもの家』は2021年2月19日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国で公開!
監督・撮影・録音:アレクサンドル・ムロ
日本語吹替:本上まなみ、向井理
配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント
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