空港で飼い主を待ち続けた忠犬パルマの感動の実話を映画化した『ハチとパルマの物語』が第43回モスクワ国際映画祭に出品されることが決定した。

本作の舞台は、1977年のソ連。2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で飼い主を待ち続け、今も多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”の待望の映画化で、忠犬ハチ公との心温まる絆をからめた感動のドラマ。監督は俳優としても活躍し、ロシアの名優アレクサンドル・ドモガロフを父に持ち、本作で初めて親子で参加したアレクサンドル・ドモガロフJr。

今回、本作が4月22日~29日にロシア・モスクワで開催される第43回モスクワ国際映画祭(2021年4月22日~4月29日)の国際協力スペシャル・アウト・オブ・コンペ部門に正式出品されることが決定した。モスクワ国際映画祭は世界で最も歴史の長い映画祭の一つ。2008年に北野武が特別功労賞(Life-time Achievement Award)を受賞し、特集上映が行われたほか、2014年には熊切和嘉監督『私の男』が最優秀作品賞(グランプリ)、最優秀男優賞(浅野忠信)を受賞、2017年には中川龍太郎監督『四月の永い夢』が国際批評家連盟賞&ロシア批評家連盟特別表彰の2冠に輝くなど、過去に多くの日本の作品や俳優が賞を受賞している歴史ある映画祭。

すでにロシアでは劇場公開され、大ヒットを記録している本作。今度は国際映画祭という場ですべての国境を越え、再びコーリャとパルマの絆が涙と感動を呼ぶ。上映は、4月24日(土)14時[現地時間]からを予定。アレクサンドル・ドモガロフJr.監督、主演のコーリャ役レオニド・バーソフが登壇する。

映画『ハチとパルマの物語』は2021年5月28日(金)より全国で公開!
監督:アレクサンドル・ドモガロフJr. 
出演:渡辺裕之、藤田朋子、アナスタシア、壇蜜、高松潤、山本修夢、早咲、阿部純子(友情出演)、堂珍嘉邦(友情出演)、アリーナ・ザギトワ(友情出演)、アレクサンドル・ドモガロフ、レオニド・バーソフ、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ
配給:東京テアトル/平成プロジェクト
©2021パルマと秋田犬製作委員会