ミドル世代にエールを贈る”喜怒哀楽”サプリメント・ムービー『私はいったい、何と闘っているのか』が12月に公開されることが決定し、併せて特報映像が解禁された。

本作を手掛けるのは、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)をはじめ『神様はバリにいる』(2015)などのヒット作を排出する奇才・李闘士男監督。TVドラマや映画まで縦横無尽に渡り歩く当代きっての”コメディ”マスターが本作でもその手腕を振るう。また原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシローが2016年に発売した著書「私はいったい、何と闘っているのか」。

主演を務めるのはドラマや映画、舞台と様々な分野で活躍する俳優・安田顕。李監督とは『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)以来の再タッグとなるが、本作では仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を体当たりで演じている。また、シリアスなものからコメディまで見事に演じ分ける実力派女優・小池栄子、若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカ、おなじみ伊集院光、その他にもSWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、伊藤ふみお(KEMURI)、白川和子らなど多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固める。

今回解禁された特報映像では、安田演じる主人公・伊澤春男が万年主任を務める地域密着型スーパーウメヤで、驚異の誤発注が勃発!春男を呼ぶスーパーの人々の声に応え、春男は「伊澤春男、やるしかない。」と真剣な面持ちで出動するも、直後に「間違えてしまいまして、5000袋」と笑う姿が印象的だ。この一見平凡な男がいったい、どんな闘いを繰り広げるのか―。

特報映像

安田顕 コメント

試写を観た皆様の評判が良いのです。
もちろん嬉しいのですが、なかなかないくらい評判が良いので、不安です(笑)。
李闘士男監督とは2度目ということもあり、楽しく笑えるハートフルコメディに仕上げてくださると信頼し、現場では『クソ真面目に』滑稽な男を演じさせていただきました。
大好きな名優、小池栄子さんとも2度目の夫婦役。本当に恵まれてます。
なにより、出演された皆々様がキラキラ輝いているなんて、これ程嬉しいことはありません。
それってやっぱり、良い作品ってことです。
だから安心してください。
良い映画です。
年末年始くらいは楽しい気分で過ごしたい。
そんな方に観ていただきたい映画です。
老若男女、こぞって、是非。

李闘士男(監督)コメント

安田顕演じる伊澤春男は、あなたの職場に、家庭に、満員電車の中に、スーパーに、飲み屋に大勢いる。
日本に100万人はいるだろう。
あなた自身がそうかもしれないし、あなたの夫、同僚、パパがそうかもしれない。
その伊澤春男がやらかして、やらかして、やらかした後、どうなると思います?

ストーリー

伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる! 
たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた“差し入れ作戦”。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒“ナポレオン”作戦。
そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。
甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。
愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに待っていた予想外の結末とは…。

映画『私はいったい、何と闘っているのか』は2021年12月より公開!
監督:李闘士男
出演:安田顕、小池栄子、岡田結実、ファーストサマーウイカ、SWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、田村健太郎、佐藤真弓、鯉沼トキ、竹井亮介、久ヶ沢徹、伊藤ふみお(KEMURI)、伊集院光、白川和子
配給:日活、東京テアトル
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