韓国で820万人を動員したタイムリミット・ディザスターアクション『白頭山大噴火』の本編映像が解禁された。

朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が大噴火を起こしたらどうなってしまうのか…。イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国映画界を牽引する三大トップスターの共演が実現。命がけの任務に就く韓国特殊部隊の指揮官インチャン役にハ・ジョンウ。極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョン役にイ・ビョンホン。大噴火を予見する地質学者カン教授には、マーベル最新作『エターナルズ』の日本公開も待たれるマ・ドンソク。世界中から注目されるトップ俳優たちが、朝鮮半島の壊滅というとてつもない大惨事を阻止するため、タイムリミット75時間、わずか成功確率3.48%という命がけのミッションに挑んでいく男たちを熱く体現する。

今回解禁された本編映像は、豪華俳優陣の中でも、これまでとは全く異なる役どころで新境地をみせるマ・ドンソク演じる地質学の教授カン・ボンネが、緊急対策会議に出席し、意見を求められる場面から始まる。韓国大統領府の民政部首席ユギョン(チョン・ヘジン)に「米プリンストン大学 カン教授」と促され、大統領らが見つめる中「私は過去3年間シミュレーションした結果、5km以内で600キロトンの人工的な爆破を加えると、マグマ溜りの圧力を最大45%下げられました」と切り出すカン教授。

困惑する出席者を前に、カン教授はおもむろにコーヒーカップを手に取り、「簡単に言えば、こうです」と、持っていたペンでカップを一撃。見事に穴を開けて見せ、そこから流れ出すコーヒーをみながら「強い爆破でマグマ溜りの圧力を下げる」ことによって、地盤を崩壊させて圧力の逃げ道を作れれば、最悪の事態を避けられるという方法を提案する。その話を聞いたユギョンが、白頭山周辺にある炭鉱とその坑道を調べた極秘資料を提示すると、カン教授に閃きが。そして「600キロトンの爆破をどうやって?」という発言に対し、「理論的には核分裂しかありません」と即座に答える。非常事態を前に、冷静な分析力と説得力をもって提言するカン教授の姿に思わず引き込まれるシーンだ。

マ・ドンソクはカン教授という役について「身体よりも頭を使うキャラクター。普段使わない単語を使うセリフが多く、とても難しかったが、十分に熟知できる時間をもうけて撮影に臨んだ」と振り返る。また「劇中の重要な情報を伝えなければならない役であり、自分の判断で多くの人が命がけの作戦に挑まなければならないという罪悪感と責任感も持っていなくてはならない」と考え、外見的な変化や専門用語の習得などに取り組んでいる。

本編映像

映画『白頭山大噴火』は2021年8月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:イ・ヘジュン、キム・ビョンウ
出演:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ
配給:ツイン
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