歴史的なスキャンダルを映画化した衝撃のミステリー『THE LAST DUEL(原題)』が『最後の決闘裁判』の邦題で10月15日(金)に公開されることが決定した。

中世フランス──。騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の旧友ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、神による絶対的な裁き──勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるのだ。果たして、裁かれるべきは誰なのか―。

アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来のタッグとなるマット・デイモンとベン・アフレックによる珠玉の脚本を、巨匠リドリー・スコット監督が映画化する歴史大作に、超豪華キャストが集結。女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリットを演じるのは、『キリング・イヴ/Killing Eve』でエミー賞主演女優賞を受賞した注目の新星ジョディ・カマー。マルグリットと共に、決闘裁判に挑む夫ジャン・ド・カルージュに、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『オデッセイ』や『オーシャンズ』シリーズ、『ボーン・アイデンティティー』シリーズなど出演作が常に注目を集めるマット・デイモン。

マルグリットを襲った犯人だという疑いをかけられるが無罪を主張する従騎士のジャック・ル・グリに、『スター・ウォーズ』シリーズやアカデミー賞をはじめ賞レースを席巻した『マリッジ・ストーリー』、『ブラック・クランズマン』など、才気あふれる監督からの出演オファーが絶えないアダム・ドライバー。カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯を、マット・デイモンの盟友ベン・アフレックが演じる。

今回解禁された特報映像では、権力が全てだった時代に、国家に逆らい、自らの身に起きた悲劇を証明するために立ち上がった女性マルグリットの毅然とした姿、そしてその真実を明らかにするために地位や名誉、そして命をも賭けて決闘裁判に挑む夫カルージュと、「私は無実だ」と反論し正義を示すために裁判の申し出を受け入れるル・グリの壮絶な闘いの様子が壮大なスケール感で描かれる。

本作のテーマの元となったのは、1386年、百年戦争さなかに実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”。
当時の人々はカルージュとル・グリ、どちらが裁かれるべきかをめぐり真っ二つに分かれたという。そして600年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決が歴史家たちの間で物議を醸している、世紀を超えたスキャンダルである。 “本当に裁かれるべきは一体誰なのか―。名匠リドリー・スコット監督が、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリーに注目だ。

特報映像

映画『最後の決闘裁判』は2021年10月15日(金)より全国で公開!
監督:リドリー・スコット
出演:ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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