2020年興行成績世界No.1を記録した中国映画『エイト・ハンドレッド―戦場の英雄たち―』の日本版予告編が解禁された。

1937年、日中戦争下の上海。中国軍第88師第524団の兵士たちは河沿いに建つ巨大な倉庫「四行倉庫」を防衛拠点とし、迫り来る敵からの銃撃、空爆などの総攻撃にさらされ、目の前で次々と仲間が犠牲になっていた。それでも決死の覚悟で激戦を耐え抜く兵士たちは、未来をがむしゃらに守り抜こうとしていた。地獄と化した運命の5日間、その勇姿は戦況を見守る多くの同胞の心を突き動かしていく──。『X-MEN』『ロード・オブ・ザ・リング』のVFXスーパーバイザー、ティム・クロスビーが放つ戦闘場面のリアリズム、20万平米の広大な土地に上海の街をリアルスケールで再現最多ダイナミズム、構想10年・総製作費80億円を投じて完成させた史上最大の決戦が、目の前に迫り来る。

出演は、中国版「世界の中心で、愛をさけぶ」で主役を務めたオウ・ハオを筆頭に、「The Crossing ザ・クロッシング」のワン・チエンユエン、「山河ノスタルジア」のチャン・イー、「罪の手ざわり」のジャン・ウーのほか、日本の司令官として、中泉英雄が参加している。監督は、「ロクさん」「愛しの母国」のグアン・フー。

今回解禁された予告編は、1937年の日中戦争下の上海で、爆撃、銃撃が飛び交う中で戦う兵士たちが登場する一方、橋の向こうでは安全区域にいる市民や外国人たちがその姿を見守り、天国と地獄のような対比が描かれる。また、最後の砦として倉庫に立て篭もる兵士たちの目的が、“勝つこと”ではなく、“守り抜くこと”であり、最後に下された命令も「生き延びること」だった。当時の戦争がいかに壮絶だったかを思わせる迫力ある映像と共に、「一人でも生き残れば、名誉は失われない」という台詞から、運命にもてあそばれる兵士たちの悲哀がうかがえ、魂を揺さぶられる感動が待っていることが感じさせる。

予告編

映画『エイト・ハンドレッド―戦場の英雄たち―』は2021年11月12日(金)より池袋HUMAXシネマズほか全国で公開!
監督・脚本:グアン・フー
出演:ジャン・ウー、チャン・イー、ワン・チエンユエン、ホアン・チーチョン、オウ・ハオ、リー・チェン、
タン・イーシン、中泉英雄
配給:ハーク
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