特定非営利活動法人 国連UNHCR協会は10月1日(金)より、世界の難民・避難民への支援を呼びかけ共感の輪を広げる配信型の映画イベント『UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 募金つきオンラインシアター』を開催する。

難民をテーマとした映画を通じて難民問題への関心を高めるこの取り組みでは、これまでに世界各地から集められた約240作品を上映し、10万人以上が参加した。コロナ禍の取り組みとして昨年に引き続き「募金つきオンラインシアター」形式で開催する今年は日本初公開の5作品をオンラインで配信し、視聴料を1度支払うと期間中は何度でも観ることができる。視聴料の一部は「観る支援」として、難民問題の啓発活動に活用される。

2006年~2018年に開催されてきた「UNHCR難民映画祭」は、2019年に「UNHCR WILL2LIVE映画祭」と名称を改め、2020年からはコロナ禍の新たな取り組みとして「UNHCR WILL2LIVE Cinema 募金つきオンラインシアター」として開催している。厳しい境遇にあっても生き抜こうとする意志(=Will to live)を持つ難民の人々の不屈な姿、彼らの持つ勇気や希望を、映画を通じて伝えるプロジェクト。

シリア・ドリーム ~ サッカーにかけた未来
Captains of Zaatari

ドキュメンタリー/2021年制作

さまよえる魂の声 ~ あるロヒンギャの物語
Wandering, A Rohingya Story

ドキュメンタリー/2020年制作

祖国を追われる人々、ロヒンギャ
EXILED:THE ROHINGYAS

ドキュメンタリー/2019年制作

カオスの行方 ~ 安住の地を求めて
It will be chaos

ドキュメンタリー/2018年制作

シャドー・ゲーム ~ 生死をかけた挑戦
Shadow Game

ドキュメンタリー/2021年制作

UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 募金つきオンラインシアター開催概要

開催日時:2021年10月1日(金)~11月14日(日)
料金:日本初公開の5作品が期間中見放題
※下記いずれかの料金を選択。匿名募金は、難民問題の啓発活動に役立てられる。
2,000円(視聴料2,000円)
3,000円(視聴料2,000円、難民のための匿名募金1,000円)
5,000円(視聴料2,000円、難民のための匿名募金3,000円)
申し込み期間:2021年9月27日(月)~11月11日(木)
申込方法: UNHCR WILL2LIVE Cinema 公式サイトにて申込
視聴方法: オンライン視聴(PCやスマートフォン、タブレットから視聴が可能)