テレビ朝日の人気シリーズを初映画化した『科捜研の女 -劇場版-』の本編映像が解禁された。

1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けているテレビ朝日の超人気シリーズ「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)をはじめ、科学技術を駆使するひと癖もふた癖もある科捜研メンバーたちが、事件の真相に挑む姿を描いていく。劇場版では、ドラマシリーズの魅力そのままに、映画だからこそできる物語の仕掛けを脚本の櫻井武晴が施した。世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。

今回、マリコがシリーズ史上最強の敵となる天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)と直接対決するシーンを収めた本編映像が解禁された。連続科学者転落死事件の調査を進めるマリコや土門たちは、腸内細菌・通称「ダイエット菌」を研究し脚光を集める天才科学者・加賀野にたどりつくが、決定的な証拠を見つけられずにいた。そんな中、被害者の脳CT画像から、脳症を発症していたことが判明。これを武器に、マリコは「ダイエット菌」の毒性を指摘し加賀野を追い詰めるが、毎日「ダイエット菌」を飲んでいる微生物学研究員・森奈々枝には何ら影響が出ていないため、「科学者なら憶測で発言せず、科学で証明したまえ」と追い返されてしまう。

マリコが初めて加賀野と直接対決するこのシーンは、加賀野に挑戦状を突きつけられたマリコが苦悶の表情を浮かべるなど、数々の難事件を解決してきたマリコにとっても、加賀野がいかに強大な敵なのか、見てとることができる。沢口は、敵対する役所ということで撮影中はあえて佐々木と会話をしないように努めたと言う。さらに、加賀野との対決シーンの撮影について「佐々木さんはお芝居にスイッチが入るとすごい迫力で、気圧されそうになり心を強く持って臨みました」とコメントし、佐々木のパワフルな演技に引き込まれるかのように、科学者同士の迫力溢れるシーンが誕生した。マリコや土門は加賀野の鉄壁のアリバイを破り、真実へとたどりつけるのか―。

本編映像

『科捜研の女 -劇場版-』は公開中!
監督:兼﨑涼介
出演:沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、佐津川愛美、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、山崎一、長田成哉、奥田恵梨華、崎本大海
©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会