『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』のプレミア上映会&Special Liveが11月18日(木)に中野サンプラザホールで行われ、GENERATIONS from EXILE TRIBE、KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)、伶、DEEP SQUAD、iScreamが登壇した。

詩と音楽、映像を一つに融合した「CINEMA FIGHTERS project」の第4弾。今回は6篇全てにGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが参加。SABU「BLUE BIRD」はドジな兄と陽気な弟とのかけがえのない絆を、新城毅彦「真夜中のひとりたち」はそれぞれ大切な人を喪失した男女が歩く東京の一夜を、山下敦弘「言えない二人」は幼馴染に想いを伝えられない男のもどかしい気持ちを、森義隆「怪談満月蛤坂」は美しい女の幽霊に愛された料理人の怪異を、真利子哲也「COYOTE」は新型コロナ禍で急変する世界を、久保茂昭「水のない海」は他人との関わりを避けてきた青年と中国人留学生との出会いを、監督それぞれの個性あふれる物語が展開する。

今回行われたプレミア上映会では、6作品に出演するGENERATIONSのメンバーと各作品の主題歌を担当したアーティストが登壇した。GENERATIONSのリーダーを務める白濱は「不思議ですね。一緒にそれぞれの主演で舞台挨拶する日が来るなんて思わなかったです」と感慨深げに語った。

事前に各作品の「プロットを読ませていただいた」という白濱は「それぞれがどういうお芝居をどういう引き出しを出してくるか楽しみで」と振り返り、実際に作品が完成すると「そんな演技ができるんだっていう発見もありました。ああいう感じの役ができるんだったら今後別の役も見たいなと思った」と笑顔で語った。

アメリカと日本を舞台にした作品『COYOTE』に出演する片寄は同作の主題歌も担当しているが、この日上映後にパフォーマンスしたことについて「イベントで歌わせていただくのは不思議なかんっくというか。あの感情を思い出して、いっぱいいっぱいになっていて」と出演間際まで上映されていた自身の出演作を見て、撮影を振り返った様子だった。

また、『真夜中のひとりたち』で主演の関口は、コンセプトプロデューサーを務める小竹正人にどう演技をするか相談したところ「狙わないで」と言われたことを明かし、「『なるべく普通の人を』って、それが一番難しいんですって」と振り返りつつも、実際の撮影では「“盛らない”というのを意識した」と語った。

同作の主題歌を担当した数原が「ずっと頭の中にメンディーくんが浮かんでいて集中力が…」と言うと、関口が「ごメンディー!」と返し、会場を沸かせる場面もあった。

【写真・文/編集部】

『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は2021年11月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
配給:LDH PICTURES
©2021 CINEMA FIGHTERS project