クリント・イーストウッドが贈る感動のドラマ『クライ・マッチョ』の謹賀新年ポスタービジュアルとTVスポットが解禁された。

半世紀以上にわたって一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞に輝くクリント・イーストウッド。監督デビューから50年&40作目となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』は、彼が監督・主演を兼任する新たなマスターピース。落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる“人生”とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な[強さ]とは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。40年前から検討されていた原作の映画化に、イーストウッドが満を持して向き合った本作は、まさに彼の集大成にして新境地となる。

クリント・イーストウッドが演じるのは、かつてロデオ界のスターだったマイク・マイロ。落馬の事故以来、数々の試練を乗り越えながら、今は孤独に独りで暮らしている。ある日、元雇い主から別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォ(エドゥアルド・ミネット)をメキシコから連れ戻してくれと依頼される。犯罪スレスレの誘拐の仕事だが、元雇い主に恩義があるマイクは引き受ける。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、“マッチョ”と名づけた闘鶏用のニワトリとストリートで生きる少年ラフォを見つけ出す。もはや若くないマイクと家族の愛を知らない少年ラフォ、2人は米国境への旅を始める。

2022年の幕開けを飾る『クライ・マッチョ』は、企画から40年の時を越えて、「今こそ撮るべき作品」だと考えたクリント・イーストウッドが満を持して向き合った映画。今回は、元旦からオンエアが始まるTVスポット「クリント・イーストウッド編」が解禁された。『エターナルズ』の撮影監督のベン・デイヴィスが、メキシコのマジックアワーに浮かびあがる風景や、光のコントラストを見事にとらえた美しい映像に「勇気、絶望、希望…人間と映画を知り尽くしたイーストウッドの集大成」のナレーションが重なっていく。カウボーイハットで馬を乗りこなすマイクの姿には、91歳の現役俳優イーストウッドの役者魂がみなぎる。そして、「自由とはその手で掴むものだ」と優しく語りかけたマイクの最高の微笑みで結ばれている。

TVスポット

『クライ・マッチョ』は2022年1月14日(金)より全国で公開!
監督・製作:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン、ドワイト・ヨアカム、フェルナンダ・ウレホラ
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved