今回解禁されたビジュアル


実話を基にはみ出し者たちと少年刑務所を描く『灰色の壁-大宮ノトーリアス-』の特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

平成初期の埼玉を舞台に、暴走族の抗争から暴力団まで巻き込み、最後には少年刑務所へと収監された、ある男の実話を基にした暴力と義理人情、贖罪と挑戦を描いた物語。ささいな一言から暴力団の策略にはまり、少年刑務所に入る主人公、暴走族の総長・吉田正樹役に奥野壮。正樹の妻で、夫の収監により不当な扱いを受けながらも正樹を信じて待ち続けるさゆり役に紺野彩夏。少年刑務所の看守として厳しくも正樹を模範囚へと導く杉山役に陣内孝則。ほかに金子昇や新羅慎二など多彩な俳優が集結。監督は安藤光造が務めている。

今回解禁された本ビジュアルは、奥野壮が演じる暴走族の総長・吉田正樹が振り返りながら、愁いを帯びた表情を浮かべつつも背中で語り、暴走族の頭であることを象徴するようなビジュアルがメインとなり中央には正樹の妻・さゆり(紺野彩夏)と抱擁している姿が見られドラマチックな展開を予感させる。さらにメインキャストの8人も役どころがわかるようなキャラクターカットが使用されている。

併せて解禁された特報映像は、奥野壮が演じる吉田正樹が暴走族の姿から少年刑務所での様子など迫真の体当たり演技が連続。1996年の関東の郊外・岩槻市の16号で正樹が総長を率いる暴力団「桜神會」と敵対する「魅死巌」が一堂に会し「俺たちの島だ」と抗争を繰り広げている中、仲間の「死んじゃうって」と言葉と正樹が誰かを殴る姿のワンシーンから始まると、一転し正樹は大宮周辺の暴力団「青葉会」の傘下にいる「魅死巌」の企みと懲役8年の刑に処され、少年刑務所に入るとそこに待っていたのは「徹底的な教育」という執拗な暴力。それでも正樹は待っている妻のさゆり(紺野彩夏)と娘のくるみのために改心し模範囚となるのか、陣内孝則演じる厳しい看守・杉山から散髪はさみをもらうシーンもあり、順風に進んでいるかと思うと…特報のラストでは衝撃的なシーンが映し出され…。復讐はどこに向かっていくのか?正樹の運命はいかに―。

特報映像

『灰色の壁-大宮ノトーリアス-』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:安藤光造
出演:奥野壮、紺野彩夏、金子昇、新羅慎二、吉村界人、後藤剛範、木田佳介、小嶌宣輝、濱正悟、高橋龍輝、玉城裕規、湊祥希、馬場海河、井倉光一、LUNA、桜井野の花、兒玉遥、杉江大志、陽向謙斗、澤井一希、ID、SAM、BIGZAM/陣内孝則
配給:アルバトロス・フィルム
©2021「灰色の壁-大宮ノトーリアス-」 製作委員会