『グッバイ、ドン・グリーズ!』のプレミア上映会が1月16日(日)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、梶裕貴(トト役)、村瀬歩(ドロップ役)、いしづかあつこ監督が登壇した。

大ヒット作『宇宙よりも遠い場所』を手掛けたいしづかあつことMADHOUSEによる本作で描かれるのは、少年たちの奇跡のような出逢いの物語。いつもと違う夏休みから始まる冒険の果てに、少年たちがたどり着くのは、炎と氷の国・アイスランド。自らを見つめ、世界を超えて、少年たちが手にしたものとは……。主人公・ロウマ役を花江夏樹、秀才で病院の息子だが、小学校のときにロウマと出会い「ドン・グリーズ」を結成したトト役を梶裕貴、ある事情からロウマの住む田舎町にやって来て「ドン・グリーズ」の輪に加わる少年ドロップ役を村瀬歩が演じる。

今回の舞台挨拶では、登壇を予定していた花江夏樹(ロウマ役)が新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当する可能性があると判明したため、安全を考慮して登壇を見合わせることになったが、メッセージを預かっているという梶は「『今日はロウマから僕の魂を感じてもらえたらと思います帰り道で電話BOXを見かけたら近づいてみてください。すぐ電話します』だそうです。みなさん電話BOXを見かけたら花江くんの電話、出てあげてくださいね。さすが彼らしいユニークなメッセージを」と代読し、コメント。

さらに「メガネってそのためだったんですか?」という村瀬に、梶は「トトがメガネキャラと言うこともありますし、花江くんの思いもここに乗せられたらということでかけてきました」と答えた。

本作については、オーディション時から「ワクワクしかなかった」という梶だが、そのオーディションでは「映像がかなりできていた」」という村瀬。しかし、梶は「何かの手違いで僕、映像を見てなくて、スタジオに入ったら映像が流れていて」と明かした。これにいしづか監督は「びっくりするくらい合ってて」と、その状況下でのオーデイションも難なくこなした梶を称賛した。

“2022年に冒険してみたいことや挑戦したいことは?”という質問に「なかなかできていないんですけど、英語を勉強してみたい。こういう作品を見てもそうだし、海外旅行も好きなので。現地に行って同じ言葉で会話ができたら、もっと世界が広がるだろうなと」と答えた梶。

最後に梶は「監督のいろいろな思いが籠っている作品です。いただいた資料から、アフレコ現場のときから感じていたことです。劇場でご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『グッバイ、ドン・グリーズ!』は2022年2月18日(金)より全国で公開!
監督・脚本:いしづかあつこ
声の出演:花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩、花澤香菜/田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、指原莉乃
配給:KADOKAWA
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