今回解禁されたビジュアル


“愛”と“過去”をめぐる珠玉の感動ヒューマンミステリー『ある男』の特報映像と第一弾ビジュアルが解禁された。

平野啓一郎の同名ベストセラー小説を映画化した本作。主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく衝撃と感動のヒューマンミステリー。主演は妻夫木聡。石川慶監督とは『愚行録』「イノセント・デイズ」に続き、本作で3度目のタッグとなり、今回は初の弁護士役に挑む。城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝役に安藤サクラ。里枝の夫となる谷口大祐に窪田正孝、さらに清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明らが共演する。

今回解禁された特報映像は、妻夫木自らナレーションを担当しており、「僕たちは誰かを好きになる時、その人の何を見ているのだろう—。その人の何を愛するのだろう—」という、意味深な言葉から幕を開ける。その後、場面が転換し、エルヴィス・プレスリーの名曲「Can‘t Help Falling In Love」のカバー曲とともに、里枝(安藤)が“ある男”大祐(窪田)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される。

しかし、大祐が不慮の事故で亡くなってしまい、“愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされるところから物語は一変。「ある男」は一体誰だったのか、なぜ別人になりすましていたのか、という謎を残し、次の展開がますます気になる特報映像となっている。特報後半に流れる劇伴音楽は、台湾の室内楽アンサンブルグループ「Cicada」が担当。日本映画へ初参加となるCicadaの創り出す音楽は、映画本編でも人物やシーンをより深く印象付ける。

さらに、物語を彩る新たな出演キャストも明らかに。里枝の息子・悠人役を本作のオーディションで抜擢され、映画初出演を果たした坂元愛登、里枝の母親・初江役に山口美也子、大祐の働く林産会社の社長・伊東役にきたろう、「大祐」の過去を知る人物にカトウシンスケ、活躍目覚ましい河合優実、 でんでんといった実力派俳優陣が名を連ねる。

特報映像

『ある男』は2022年秋に全国で公開!
監督:石川慶
出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本明
配給:松竹
©2022「ある男」製作委員会