“愛”と“過去”をめぐる珠玉の感動ヒューマンミステリー『ある男』の場面写真が解禁された。

平野啓一郎の同名ベストセラー小説を映画化した本作。主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく衝撃と感動のヒューマンミステリー。主演は妻夫木聡。石川慶監督とは『愚行録』「イノセント・デイズ」に続き、本作で3度目のタッグとなり、今回は初の弁護士役に挑む。城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝役に安藤サクラ。里枝の夫となる谷口大祐に窪田正孝、さらに清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明らが共演する。

今年3月に公開され、妻夫木自らがナレーションを担当した特報映像では、里枝(安藤)が“ある男”大祐(窪田)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される中、後半では“愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされる。映像を見た人からは、「洋画っぽさがあって最近見た予告で圧倒的に好き!」、「空気感、雰囲気、温度が伝わってくる」、「特報見てさらに期待値上がった…!短い映像でぐっと引き込まれる」「こういう予告見たことなかった」などと、映画ファンを中心にSNSで盛り上がったほか、「“ある男”は一体誰なのか…映像で観るとさらに観たくなる」と、早くも大祐の正体について考察する人や、謎が謎を呼ぶ展開に期待の声も。

映像は、L.A.在住のシンガーソングライターKina Grannisによる、エルヴィス・プレスリーの名曲「Can‘t Help Falling In Love」のカバー曲ではじまり、里枝と大祐の関係を描くシーンと見事にマッチし、映像をより深いものへと導く。また、劇伴を担当した日本映画への参加は初となる台湾の室内楽アンサンブルグループ「Cicada」による楽曲も使用され、さらに映画の世界観を表している。

今回、そんな話題の特報から切り取った印象的な場面写真が解禁された。里枝から亡くなった大祐の身元調査の依頼を受けた城戸の複雑な表情を捉えたもの、里枝と大祐が向き合い心を通わす場面を切り取ったものなど、今後の物語の展開がより一層気になる一枚となっている。

特報映像(解禁済)

『ある男』は2022年秋に全国で公開!
監督:石川慶
出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本明
配給:松竹
©2022「ある男」製作委員会