キム・ジョングァン監督最新作『夜明けの詩』の特報映像が解禁された。

まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)は、7年ぶりにイギリスからソウルに帰国する。コーヒーショップで時間を失くした女(イ・ジウン)と出会う場面から、ストーリーが紡がれていく。そして、想い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダーといった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける、4人との出会いを経て、チャンソク自らも心に閉ざしてきた記憶と向き合い始めた―。主演を務めるのは、Netflixドラマ「39歳」、映画『愛に奉仕せよ』(公開中)といった話題作に出演し、柔らかい眼差しや深みのある演技力で観客を魅了する“ロマンス職人”ヨン・ウジン。共演するのは是枝裕和監督『べイビー・ブローカー』に出演するイ・ジウン(IU)。

主演を務めたヨン・ウジンの誕生日である本日7月5日に解禁された特報映像では、本作の世界観を垣間見る事が出来る。美しいピアノの旋律ともに映し出されるのは、コーヒーショップで、小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)と、時間を失くした女(イ・ジウン)が出会う冒頭のシーン。「僕が考えた話があります。聞きますか?」と、チャンソクの問いかけに対し、イ・ジウン演じる女性が「聞いてあげる」と答えるシーンが描かれており、この出会いからストーリーが紡がれていくことになる。

「出会いと別れ、そして深く胸に刻まれた記憶」といフレーズが表示されると、想い出を燃やす編集者(ユン・ヘリ)、希望を探す写真家(キム・サンホ)、記憶を買うバーテンダー(イ・ジュヨン)といった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける登場人物たちとチャンソクの、出会いのシーンが投影されていく。幻想的な雰囲気を醸し出す、4人との掛け合いによって、主人公・チャンソクが抱える心の悩みを晴らすことが出来るのか。“観る者すべてに寄り添うヒーリングストーリー”という本作の本質と、ストーリーの結末が気にかかる特報映像が仕上がった。

監督・脚本を務めるのは、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』で繊細な演出と映像美で観客を魅了したキム・ジョングァン監督。キム監督は、「まるで登場人物たちと直接会話しているような感覚になります」と語り、会話の中から紡がれていく、キム監督の魅力的な世界観の誕生を示唆した。

特報映像

『夜明けの詩』は2022年11月25日(金)よりシネマート新宿、ホワイトシネクイント、池袋HUMAXシネマズ、kino cinēma立川高島屋S.C.館ほか全国で公開!
監督:キム・ジョングァン
出演:ヨン・ウジン、イ・ジウン(IU)、キム・サンホ、イ・ジュヨン、ユン・ヘリ
配給:シンカ
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