『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の応援上映付き舞台挨拶が7月9日(土)に新宿バルト9で行われ、野沢雅子、古川登志夫、皆口裕子が登壇した。

1984年から「週刊少年ジャンプ」で約10年半にわたって連載された日本を代表する伝説的漫画「DRAGON BALL」。コミックスは全世界累計2億6,000万部と驚異的な記録を叩き出し、連載終了後もなお、テレビアニメ・映画・ゲームなど様々なメディアミックスでファンを魅了する。2013年には17年ぶりの劇場版シリーズが大ヒット。2015年に原作者・鳥山明原案による新シリーズ「ドラゴンボール超」がスタートし、2018年には記念すべき劇場版20作品目にして「超」シリーズ初となる『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開され、全世界興行収入135億円超えの大ヒットを記録した。そして、常に高みを目指し進化し続けてきた「ドラゴンボール」の劇場版最新作となる本作。

今回、本作の“超大ヒット”を祝して、無発声の応援上映付き舞台挨拶が行われた。本作では初の応援上映イベントで、劇中で繰り広げられる悟飯やピッコロをはじめとするスーパーヒーローたちをみんなで応援できる貴重なイベント。舞台挨拶には、悟空・悟飯・悟天役の野沢雅子、ピッコロ役の古川登志夫、さらにビーデル・パン役の皆口裕子が登壇した。

大きな拍手に迎えられて登壇した3人。「次から次へといろんな役が出てきて。ぜんぜん違う、性格も。1話1話がおもしろいから見てもらえる」という野沢だが、実際に原作者の鳥山明と本作を鑑賞したといい、「おもしろかったですね、野沢さん」という感想をもらったと喜びを見せた。

アフレコでは“敵役”とは話さないという野沢は「話しかけられたらお答えしますけど、私からはしないです」というと、古川は「“天下一武道会”の時は僕、口をきいてもらえませんでした」と明かし、笑いを誘った。

さらに入場者プレゼントとして、厳選シーンの台本が印刷されたビジュアルボードが配布されていることから、キャスト陣による台本の生読みを披露。野沢と古川、古川と皆口がそれぞれ披露すると、観客からは大きな拍手が寄せられた。

最後に皆口は「初めて見た方もいらっしゃると思いますが、何回も繰り返し見ていただいている方もいると聞いています。私が劇場に行ったときも子供たちの反応がすごいかわいくて、こんなにみんな見てくれる作品に関われて本当に幸せです」、古川は「いつも熱心な応援をしていただいて感謝しています」、野沢は「私の友達は『今までも面白かったけど今回一番おもしろい』と言ってくれてよかったです。よろしくお願いします」とメッセージを送った。

【写真・文/蔭山勝也】

『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は全国で公開中!
声の出演:野沢雅子、古川登志夫、入野自由、神谷浩史、宮野真守
©バード・スタジオ/集英社 ©「2022ドラゴンボール超」製作委員会