『バッドガイズ』の吹替キャスト登壇イベントが9月6日(火)に都内で行われ、尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカが登壇した。

主人公は最高にワルくてクールな〈バッドガイズ〉。“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラ。権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団だ。児童書にしてニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たした同名コミックを原作とした本作は予測不能でエキサイティング。日本語吹き替え版を担当するのは、尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ。アニメーション史上最もクール&セクシー、心ときめく怪盗ドリームチームがやってくる。

イベントには、“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのミスター・ウルフ役の尾上松也、ウルフの親友で“金庫破り”のスネーク役の安田顕、ラテン系“肉体派”ピラニア役の河合郁人(A.B.C-Z)、“変装の達人”のシャーク役の長田庄平(チョコレートプラネット)、“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラ役のファーストサマーウイカが登壇、さらにMCをバッドガイズを追いかけるレポーター役の高橋真麻が担当した。

「ワクワクしますね。気を付けてください、バッドガイズ揃っちゃいましたから」とキャスト陣が揃ったことに喜びを見せた松也だが、セリフが多い役どころについては「楽しくできました。いつの間にか自分も気づいたら世界観に没入することができて」とアフレコを振り返った。「まさか自分が映画の完成披露試写会に出ると日が来るなんて思っていなかった。A.B.C-Zのグループの映画ではあるんですけど」という河合は「いつもバラエティでご一緒になる方と映画の披露試写会でおしゃべりするのは楽しい」と笑顔を見せた。

そんな河合は、A.B.C-Zのメンバーからは、本作への出演が決まった際には「『似てるね』って笑われました」と明かした。ウイカも「よくよく見たら全員顔が似てるなと。骨格が似ると声が似る。顔キャスティングかなと」と笑いを誘った。

松也は「長田さんは長田さんの面影がない。いい意味で、長田さんである必要がない」と絶賛。その長田は「ごつい感じなので、声色を変えて。役者として、チョコレートプラネットを捨てて」と役作りを明かした。その長田が望んだラップシーンについては「出来る気しなかった」というほどプレッシャーもあったようだが、ほかのキャストからはオリジナル版を使用していると思った登壇者もいたほどの仕上がりだったという。

安田は「周りの人に『蛇っぽいもんね』と言われます」と明かしつつ、「それぞれのキャラにピタッとハマっていらっしゃって」と言う。河合は「『アイドル河合郁人じゃない歌い方をしてください』と」「声を作り過ぎないで歌うのは苦労しました」と普段とは異なる歌い方に苦労もあったという。

タイトルにちなんで、“いけないと分かっていつつやってしまう悪いクセ”を聞かれると、「午前中ダメな男。朝が弱い」という松也は「午後からの男なので機嫌悪くて仕方がない。直したくても直せない」と明かした。一方で安田は「せっかちすぎて、撮影が終わったらすぐ帰れるように衣装の下に私服着てる。そういう自分が嫌です」と明かし、登壇者を驚かせた。

最後に松也は「テンポがよくてスタイリッシュなアクションがふんだんに盛り込まれています。その中に誰もが考えさせられるようなテーマが入っています。大人も子供も楽しめる最高のエンターテインメントです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『バッドガイズ』は2022年10月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:ピエール・ペリフェル
配給:東宝東和、ギャガ
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