トッド・フィールド監督16年ぶり待望の新作『TÁR(原題)』が、第79回ヴェネチア国際映画祭で女優賞(ケイト・ブランシェット)を受賞、併せて2023年の日本公開が決定した。

本作は、2度のアカデミー賞受賞経験を持つケイト・ブランシェット主演、『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド16年ぶり待望の新作。ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しづつ広がっていく―。

ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭に並ぶ、今回で79回を数える歴史ある映画祭。本作はコンペティション部門で上映され、上映後6分間のスタンディングオベーションを受け、現地で早くも「アカデミー賞有力!」と絶賛されている。ケイト・ブランシェットの受賞は第64回の『アイム・ノット・ゼア』(2007)で受賞して以来2度目の快挙。

また、本作が2023年に日本公開されることが発表された。

『TÁR(原題)』は2023年に全国で公開!
監督・脚本:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァー
配給:ギャガ
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