真知子のアトリエ兼自宅


ダメで愛おしい男女8人の恋愛物語『もっと超越した所へ。』のそれぞれのカップルの部屋の舞台裏を紹介する写真が解禁された。

2015年スズナリで大評判となった傑作舞台「もっと超越した所へ。」を劇作家・根本宗子自ら映画脚本にし、クズ男を引き寄せてしまう4人の女性たちが、めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながら、エネルギッシュに生きる様を痛快に描く。恋愛間違えがちなデザイナー・真知子を前田敦子、その彼氏でやっかい系のヒモストリーマー・怜人にSexy Zoneの菊池風磨、子役上がりタレント・鈴には趣里、あざと可愛いボンボン・富を千葉雄大、金髪で内面も彼氏に染まるギャル・美和に伊藤万理華、ノリだけで生きているフリーター・泰造にロックバンド「OKAMOTO‘S」のドラマー、オカモトレイジ、シングルマザーの風俗嬢・七瀬に黒川芽以、落ちぶれた元子役俳優・慎太郎に三浦貴大と個性を発揮する実力派キャストたちが顔を揃える。

今回解禁された舞台裏写真では、本作に登場する4組のカップルが過ごすそれぞれの部屋を紹介。怜人が転がり込んできた真知子のアトリエ兼自宅、美和と泰造が同棲するカラフルなアパート、慎太郎が通う七瀬の職場の風俗店、鈴と富が同居する高級マンション。どの部屋も細部から部屋の主である彼女たちの人となりやライフスタイル、こだわりなど生活感までもが垣間見られる。愛の巣で共に過ごすクズ男たちとの時間は、愛しく楽しく癒しのはずなのに、なぜかモヤモヤするのはなぜ…?恋愛同様にカラフルな部屋からも垣間見られる恋愛事情、細部まで楽しむことができる。

デザイナー・真知子(前田敦子)のアトリエ兼自宅

衣装デザイナーの真知子(前田敦子)のアトリエ兼自宅。色とりどりな生地や糸、ボタンやリボンが整然と配列され、本棚にはファッションやデザインの本、足元には日暮里の有名生地問屋TOMATOの袋がみられるアトリエスペースは、自分の世界観を作り出す真知子の真面目で丁寧な仕事ぶりをうかがわせる。

真知子のアトリエ兼自宅

一方、カラフルなカーテンやクッション、愛くるしいぬいぐるみたちが溢れる自室エリア。ベットサイドに仏像や水晶が置かれ、台所には豆苗や再生野菜、洗って乾かしてる紙パックなどから、キチンと暮らす様子も。この部屋に転がり込んでくる同級生ストリーマー・怜人(菊池風磨)のペースに巻き込まれながらも、つい受け入れちゃう恋愛間違えがちな真知子。ぶじに自分の望むハッピーエンドをつかみたい。

真知子のアトリエ兼自宅

ギャル店員・美和(伊藤万理華)のアパート

見た目も心も彼氏に染まるショップ定員ギャル・美和(伊藤万理華)が、いつでもハイテンションで自信家のフリーター・泰造(オカモトレイジ)と同棲するアパート。サングラス、アクセサリー、ネイルやメイク道具、トロピカルでカラフルな小物たちで所狭しとデコられた、おもちゃ箱のような部屋が特徴的。年中愛用のコタツの上には飲みかけジュースが陳列し、足の踏み場もないカラフルな生活感あふれるこの部屋は、ふたりの大切な愛のお城。いつでもなんでも笑い合えちゃうけれど、悩みを打ち明けるとすぐテンパって自分の悩みをはぐらかされる、この幸せ、本当にちゃんと続くのか?

美和のアパート

シングルマザー風俗嬢・七瀬(黒川芽以)の個室

常連客の落ちぶれ俳優・慎太郎(三浦貴大)が通い続ける、お気に入りの風俗嬢・七瀬のお店の個室。赤いベッドと壁に夜景の壁紙。ハートのクッションや光沢感のある青いベッドカバー、棚には仕事道具が美しく陳列され、清潔感あふれるこの部屋は七瀬の人柄と仕事ぶりが映し出されている。気合と根性で何事も乗り切る無限の包容力と母性あふれる七瀬。プライドが高くて、承認欲求と優越感に浸りたい慎太郎が七瀬のやさしさを小バカにしても、けなげに称賛して、欲しい言葉を与えちゃう。

七瀬の個室

元子役タレント・鈴(趣里)の高級マンション

父親の会社で働くあざと可愛いボンボンの富(千葉雄大)と”友達以上恋人未満”の関係で同居する、しっかり者の元子役タレント俳優・鈴の高級マンション。ハイセンスな家具や家電、観葉植物に心地よさそうな大きなソファ。オープンキッチンには使い勝手のよさそうな調理器具やこだわりの食材、スパイスやオイルが並び、こだわりある丁寧な暮らしぶりが見て取れる。映画や食べ物の好みがあって、お互いに気兼ねなく楽しく暮らしてるけど、富への秘めた恋心を抱く鈴。でも、ゲイの富との関係に進展を期待しても、なかなかうまくいかなくて…。

鈴の高級マンション

『もっと超越した所へ。』は2022年10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:山岸聖太
出演:前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、黒川芽以・三浦貴大、趣里、千葉雄大
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会