2022年度の「新藤兼人賞」最終選考に進む監督10名が発表された。

協同組合日本映画製作者協会は、今年度公開作品の中から将来性のある新人監督を選出し、『新藤兼人賞』金賞・銀賞を贈る。2022年度は201作品が選考対象となり、今回、最終選考に進む監督10名が発表された。本年27回目を迎える本賞は、歴代受賞者のその後の活躍から「現役プロデューサーによる新人発掘の目は間違いない」と新人監督の登竜門として高く評価される。

最終選考に進む監督10名、10作品の中から、金賞および銀賞の受賞者を決定し、11月21日(月)に発表。受賞者には、正賞として故・新藤兼人監督デザインのオリジナルトロフィー、副賞として、金賞には賞金50万円ならびにUDCast賞、銀賞には賞金25万円が贈呈される。授賞式は、12月2日(金)13時より如水会館スターホールにて開催される予定。

最終選考 監督・作品

※劇場公開順
片山慎三監督『さがす』
のん監督『Ribbon』
川和田恵真監督『マイスモールランド』
満若勇咲監督『私のはなし部落のはなし』
加藤拓也監督『わたし達はおとな』
早川千絵監督『PLAN 75』
森井勇佑監督『こちらあみ子』
村山和也監督『とら男』
淺雄望監督『ミューズは溺れない』
竹林亮監督『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』