ヴィクトル・ユーゴー原作の本格ダークファンタジー映画『美男ペコパンと悪魔』の特報映像第1弾が解禁された。

『レ・ミゼラブル』などで知られるヴィクトル・ユーゴーが1842年に発表した『ライン河幻想紀行』に収録されている『美男ペコパンと悪魔』を原作とした本作。その幻想的かつ奇天烈で波乱万丈な内容は隠れた名作と呼ばれ「映像化は不可能」と言われてきた。文豪ヴィクトル・ユーゴーの唯一無二の世界観を、日本の新進気鋭のアーティストと最新技術を駆使したCGクリエイターチームが協力して忠実に実現した。ペコパン役を舞台版『ミュージカル・テニスの王子様』で主役を務めた阿久津仁愛、ボールドゥール役をAKB48の下尾みう、悪魔アスモデ役を劇団☆新感線の吉田メタルが演じる。

狩りの名手でもあるゾンネック城主のペコパンはファルケンブルグ城主の娘、ボールドゥールと婚約する。婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出るのだが、その狩りの腕前が宮中伯に認められ、どんどんと出世をしていつしか世界中を旅することに。婚礼のためボールドゥールの待つ城へ一刻も早く戻らねばならぬペコペンは、その意とは真逆にどんどんと城から遠ざかっていく。襲いかかる異形のクリーチャーたちと対峙して途方に暮れている時、悪魔アスモデからある条件を飲むことですぐに城へ戻してやろうと持ち掛けられる。愛するボールドゥールとの再会のために条件を飲むペコパン。アスモデの申し出は天使の囁きなのか?それとも悪魔の囁き?

中国を拠点に活躍中のサゼン・リー、 ギレルモ・デル・トロ監督から作品を絶賛された米山啓介、カプセルトイ「空想生物図鑑」が人気のムラマツアユミ。新進気鋭のフィギュア・アーティストが集結し、本作のため劇中に登場する数々のクリーチャーをデザイン。そのクリーチャーたちを鬼才の映画監督でありCGディレクターとしても高名な松田圭太がCG、SFXを駆使してダーク・ファンタジーの世界を具現化した。

また、劇中の登場クリーチャーのうち「ニムロデ」(米山啓介)、「独角大仙」「虫小仙」(共にサゼン・リー)、「大鹿」(ムラマツアユミ)の各ガレージキットが2023年2月より 映画特設WEBサイトにて限定販売されることが決定しており、2023年2月12日に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2023冬」の特設ブースに於いて販売モデルがお披露目される。またワンフェス会場の特設ブースでは劇中使用されたニムロデの実物大甲冑の他、アーティストの手による一点モノの塗装済完成品もオークション販売される予定となっている。

今回、ワンダーフェスティバル2023冬に先駆けて、販売されるガレージキットのクリーチャーたちのCGシーンを中心とした映画のWEB限定特報第1弾が解禁された。

特報映像第1弾

『美男ペコパンと悪魔』は2023年に全国で公開!
監督・脚本:松田圭太
出演:阿久津仁愛、下尾みう
 遠藤健慎、梅宮万紗子、橘ふみ、井阪郁巳、桝田幸希、梅村実礼、希志真ロイ、佐藤考哲、逢澤みちる
 岡崎二朗 堀田眞三/吉田メタル
配給:アイエス・フィールド
©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル・マリー・ユーゴー著)