ヴィクトル・ユーゴー原作の本格ダークファンタジー映画『美男ペコパンと悪魔』の予告編が解禁された。

『レ・ミゼラブル』などで知られるヴィクトル・ユーゴーが1842年に発表した『ライン河幻想紀行』に収録されている『美男ペコパンと悪魔』を原作とした本作。その幻想的かつ奇天烈で波乱万丈な内容は隠れた名作と呼ばれ「映像化は不可能」と言われてきた。文豪ヴィクトル・ユーゴーの唯一無二の世界観を、日本の新進気鋭のアーティストと最新技術を駆使したCGクリエイターチームが協力して忠実に実現した。ペコパン役を舞台版『ミュージカル・テニスの王子様』で主役を務めた阿久津仁愛、ボールドゥール役をAKB48の下尾みう、悪魔アスモデ役を劇団☆新感線の吉田メタルが演じる。

今回、フリースタイルピアニスト“けいちゃん”による主題歌「シンフォニア」が初披露となる予告編が解禁された。けいちゃんは、親近感のある人柄やジャンルを問わない演奏がストリートピアノで人気を獲得し、YouTubeでのフォロワー数107万人、総視聴回数3億880万回を誇る、フリースタイルピアニスト&YouTuber。TBS系朝の情報番組「THE TIME,」にレギュラー出演中で、本作で初めて映画主題歌を手がけた。

予告編
けいちゃん(主題歌)コメント

「美男ペコパンと悪魔」の主題歌のオファーを頂いたときは嬉しさとやる気で胸がいっぱいになりました。曲を作るにあたって映画を見させていただいたのですが、2つの世界を行き来するファンタジックなストーリーと迫力のある映像、そして”愛”が持つ力に心を奪われました。悪魔に翻弄されながらも愛する人に会うために戦うペコパンを音楽で表現しようと試行錯誤した結果、ダークだけど希望が溢れる曲にしたいと思いました。

また「シンフォニア」というタイトルの意味ですが、バッハの作品に「シンフォニア」という3つの声部からなる曲があります。隼人と亜美がいる世界、ペコパン達がいる小説の世界、そして映画を見る我々がいる現実世界の3つが交錯して1つの物語になればという思いを込めて名付けさせていただきました。曲中に実際にバッハが作った「シンフォニア」の旋律も散りばめられています。

見終わった後に心に何か残していってくれるような本当に素晴らしい映画です。ぜひ劇場でその感動を体験してみてください。

『美男ペコパンと悪魔』は2023年6月2日(金)よりシネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国で公開
監督・脚本:松田圭太
出演:阿久津仁愛、下尾みう
 遠藤健慎、梅宮万紗子、橘ふみ、井阪郁巳、桝田幸希、梅村実礼、希志真ロイ、佐藤考哲、逢澤みちる
 岡崎二朗 堀田眞三/吉田メタル
配給:アイエス・フィールド
©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル・マリー・ユーゴー著)