1月10日[現地時間]に授賞式が開催される第80回ゴールデングローブ賞にノミネートされているディズニープラスで配信中の11作品から、『私ときどきレッサーパンダ』を紹介。

アニメーション映画賞にノミネートされている『私ときどきレッサーパンダ』は、ピクサーの次代を担うドミー・シー監督ならではの、親子へのやさしくあたたかな視点と、独創的なアイデアがふんだんに詰まったディズニー&ピクサー作品。ドミー・シー監督は、ピクサーの短編アニメーション『バオ』で第91回アカデミー賞短編アニメーション賞をアジア系女性として初めて受賞した経歴の持ち主。命が宿った“中華まん”を息子として育てていく不思議なストーリーの中で、親子の愛という普遍的なテーマを描き人々を魅了した。

本作の舞台は1990年代のカナダ・トロントのチャイナタウン。そこに暮らすメイは伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、母親の期待に応えようと頑張る13歳の女の子。母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のメイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝に目を覚ますと…なんと、レッサーパンダに。この突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの〈秘密〉とは…。

ドミー・シー監督は本作の主人公メイと同じく1990年代にティーンエイジを過ごした中国系カナダ人であり、自身の実体験を作品に反映することでストーリーやメッセージにより一層の深みを与えている。少女がレッサーパンダに変身するというこの奇想天外な物語に、誰もが驚き、笑って、思わず泣いて映画を観たあとは、“自分らしさは、ひとつじゃなくていい”と、どんな自分も、もっと好きになれるはず。

ディズニープラス 第80回ゴールデングローブ賞ノミネート作品紹介
 『アボットエレメンタリー』最多5ノミネートの公立小学校を舞台に熱心な教師たちの奮闘を描くコメディドラマ
 『パム&トミー』実際に起きたハリウッドスター夫婦のスキャンダルを描く
 『マーダーズ・イン・ビルディング』セレーナ・ゴメス主演のミステリーコメディ
 『私ときどきレッサーパンダ』前向きになれるパワーをくれるディズニー&ピクサー作品
 『キャシアン・アンドー』キャシアン・アンドーを主人公に「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の5年前を描く
 『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』全米を震撼させた殺人事件を基にしたベストセラー小説をアンドリュー・ガーフィールド主演でドラマ化
 『ザ・オールドマン 元CIAの葛藤』元CIAと現役FBIの逃走劇をジェフ・ブリッジス主演で描く
 『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』実業家によって引き起こされた一連の詐欺事件をもとにしたオリジナルドラマシリーズ
 『一流シェフのファミリーレストラン』有名レストランの若きシェフが実家のサンドウィッチ店を立て直すため奮闘
 『その患者、シリアルキラー』スティーヴ・カレル×ドーナル・グリーソンW主演のスリラードラマ
 『アトランタ』ドナルド・グローヴァーが主演・製作総指揮・脚本・監督を務めるコメディドラマシリーズ

『私ときどきレッサーパンダ』はディズニープラスで独占配信中
© 2022 Disney/Pixar