岡田将生&清原果耶W主演『1秒先の彼』の追加キャストが発表された。

台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎による日本版リメイクである本作。男女のキャラクター設定を反転&舞台を日本・京都に移し、何をするにも人よりワンテンポ早いハジメ(岡田将生)とワンテンポ遅いレイカ(清原果耶)の消えた“1日”を巡る物語を描く。

今回、岡田将生と清原果耶の脇を固める個性豊かな9人のキャストが発表された。郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!?消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようで…。

ハジメが恋に落ちる路上ミュージシャン・桜子役に福室莉音。福室は演技と歌の双方で圧倒的な存在感を放ち、オーディションを勝ち抜いた期待の新星。ハジメの幼少期を演じるのは柊木陽太。柊木はドラマ「カムカムエヴリバディ」(21/NHK)、「PICU 小児集中治療室」(22/フジテレビ)、「岸辺露伴は動かない」(22/NHK)など話題作への出演が続き、23年は映画『怪物』(是枝裕和監督)の公開も控えている大注目の子役俳優。消えた“1日”の鍵を握るレイカの幼少期を演じるのは加藤柚凪。加藤はドラマ「監察医 朝顔」(19/フジテレビ)で主人公の娘役で女優デビュー後、映画『浅田家!』(20)や主演作『あの庭の扉をあけたとき』(22)など活躍の幅を広げ、愛らしい演技が度々話題を呼ぶ実力派子役女優。

そして、京都が舞台の本作にちなみ、関西出身の多彩なキャストが集結。ハジメの母親役を羽野晶紀、ハジメが高校生のときに失踪してしまう父親役を加藤雅也、ハジメが聴いているラジオ番組のDJを落語家でタレントの笑福亭笑瓶が本人役で出演し、実力派キャストが物語にさらなる深みを与える。

郵便局の同僚エミリ役を演じるのは松本妃代。松本はドラマ「おちょやん」(20/NHK)、「やんごとなき一族」(22/フジテレビ)など話題作への出演が続く注目の若手女優。エミリの彼氏役を演じるのは朝井大智。台湾出身の父と日本人の母を持ち、さらに京都府出身である朝井の出演は、まるで台湾映画の日本版リメイクとなる本作のルーツを象徴するかのよう。花火大会の花火師として働く男を、『マイ・バック・ページ』(11)に出演し、山下敦弘監督とは再びのタッグとなる山内圭哉が演じる。

また、2月9日(木)より、オリジナル版の台湾映画『1秒先の彼女』の定額見放題配信が各動画配信サービスにて開始される。

『1秒先の彼』は2023年夏に公開!
監督:山下敦弘
出演:岡田将生、清原果耶、福室莉音、笑福亭笑瓶、松本妃代、柊木陽太、加藤柚凪、山内圭哉、朝井大智、羽野晶紀、加藤雅也
配給:ビターズ・エンド