フランスのキッチン・コメディ『LA BRIGADE(原題)/Kitchen Brigade(英題)』が『ウィ、シェフ!』の邦題で5月5日(金・祝)に公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

一流レストランのスーシェフとして働くカティ。夢はいつか自分のレストランを開くこと。だが、シェフと大ゲンカして店を飛び出し、ようやく見つけた職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設だった。質より量、まともな食材も器材すらない。不満をぶつけるカティに施設長のロレンゾは少年たちを調理アシスタントにするアイデアを提案する。フランス語がちょっと苦手な少年たちと、天涯孤独で人づきあいが苦手なカティ。料理が繋げた絆は少年たちの将来だけでなく、一匹狼だったカティの世界も変えてゆく…。

主人公の“シェフ”ことカティ・マリーを演じるのはセドリック・クラピッシュ監督『フランス、幸せのメソッド』や、レア・セドゥ主演の『美女と野獣』(14)、心にしっとりと残る『愛しき人生のつくりかた』(15)、日本でも大ヒットした『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(18)など、オールラウンダーとして大活躍のオドレイ・ラミー。親身で少し気弱な人のいいセンター長には『唇を閉ざせ』(07)、『最強のふたり』(11)等のフランスの名優、フランソワ・クリュゼが扮する。

監督は『パリ、ジュテーム』(06)、『イングロリアス・バスターズ』(09)、『インセプション』(10)、『ヒューゴの不思議な発明』(11)など大物監督たちの下で助監督を経験し、初監督作『社会の片隅に』以降、移民大国フランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして発表してきた39歳のルイ=ジュリアン・プティ。実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築した。ままならない人生に翻弄される彼らがエシャロットとナイフを手にしたとき、予想外の未来図が立ち上がる。料理がハートを熱くする、ドラマチック・キッチン・コメディ。

『ウィ、シェフ!』は2023年5月5日(金・祝)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開
監督:ルイ=ジュリアン・プティ
出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ
配給:アルバトロス・フィルム
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