アカデミー賞作品賞・脚色賞ノミネート『ウーマン・トーキング 私たちの選択』の日本版予告編が解禁された。

舞台は2010年の架空の村。自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きる女性たちが度々レイプされる。
これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」というように男性たちに否定されていたが、それが実際に犯罪だったということを知る。男性たちが街へと出かけている2日間、彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う―。原作は2018年に出版され、NEW YORK TIMESブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説。監督はサラ・ポーリー。主演はその演技力で2度アカデミー賞にノミネートされたルーニー・マーラ。その他、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーらが出演する。

今回解禁された日本版予告編は、「目が覚めたら アザや傷が出来ていた」という声と、オーナ(ルーニー・マーラ)の姿から始まる。2010年、小さな村の女性たちに起こっていた悪夢の朝だ。次に映し出されるのは、緑豊かな村で笑顔を浮かべて駆け回る子どもたち。そして、それとは対照的に、納屋で自らの未来と尊厳、そして子どもたちのために語り合う女性たち。赦すか、闘うか、それとも去るか。男たちのいない二日間がタイムリミットとなる。スカーフェイス・ヤンツ(フランシス・マクドーマンド)は「“赦し”は信仰」だと主張するが、男たちへ激しい怒りを抱くサロメ(クレア・フォイ)は「私は赦せない 決して赦さない」と真っ向から対立する。それぞれの女性たちが抱える、怒り、悲しみ、悔しさ、愛が交わされる話し合い。「未来へ希望を抱きたい」「子どもたちを守らないと」という決意と、「こんなことして赦されるの?」という葛藤に胸を掴まれる。

そして、本映像には、『ミッション:インポッシブル3』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの監督を務めたJ・J・エイブラムスによる絶賛コメントも。エイブラムスは「非常に力強く、心揺さぶる、感動的な映画」と評している。

予告編

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は2023年6月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイントほか全国で公開
監督・脚本:サラ・ポーリー
出演:ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド
配給:パルコ ユニバーサル映画
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