『AIR/エア』の公開直前イベントが4月5日(水)に都内で行われ、山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)、ハリー杉山が登壇した。

伝説のナイキシューズ“エア ジョーダン”。当時落ちぶれていたバスケットボール部門の負け犬チームたちの一発逆転の賭けと取引。その誕生までの感動の実話を描く。1984年ナイキ本社。経営難で売り上げが落ちている中、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOであるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。しかし、コンバースとアディダスが83%を占めるバスケットシューズ界で、ナイキの前に立ちはだかる壁は大いに高かった。自分たちが負け犬だと嘆く中、ソニーとその上司のロブ・ストラッサ―(ジェイソン・ベイトマン)が見つけたのは、なんと!!!当時まだド新人でNBAデビューもしていないある選手だった…自分の人生を賭けてその選手の母親に会いに行くソニー。その選手の名前は――マイケル・ジョーダン。一足のシューズが世界を変え、日本中誰もが憧れ今なお売れ続けている伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生の実話を描く。

山下が持参したスニーカーコレクションが並ぶ中で行われた今回のイベント。MCを務めるハリー杉山から何足持っているのかを聞かれると「実家の親父にだいぶあげた」と言いつつ「200(足)ちょいくらいはある」と明かした山下。本作については「これだけドラマがあるとは知らなかった」と話す山下だが「会話劇を聞いていて熱くなりました。知っている選手が出てくるので、“こういう感じだったんだ”」と感じたという。

そんな山下は、自身が所属する三代目 J Soul Brothersについて「家族以上の時間を過ごしているんじゃないかというくらい一緒に過ごしていますから、絆以上のもの、家族以上のものを共有しているような感じがする。(本作とは)通ずるものがあると思いました」という。本作の主演で製作を務めるマット・デイモンと、監督と製作を務め出演もしているベン・アフレックは“相棒のような存在”として作品を生み出してきているが、自身にとっての“相棒のような存在”については「メンバーしかいない。なんでも相談できるのはメンバーだし、7人だけでご飯食べに行ったりする仲なので、ずっと仲がいい。それぞれ夢もあって、七通りの輝き方をしていると思う」と語った。

エア ジョーダンの魅力は「一緒に歴史を歩んでいるような感じ。時代背景が分かる」と語る山下は本作を鑑賞して「マイケル・ジョーダンはずっとスターで、自分が生きている間にこういう人がいてくれてよかった。感謝しかない。いまだにかっこいい。中学生の頃は、彼の背中をみて、『こんな選手いるんだ』と神様のような存在だった」と語った。

最後に山下は「スニーカー好き、マイケル・ジョーダン好きの方はもちろん、全く知らない方が見ても胸アツになれる作品ですので、いろんな方に見ていただいて楽しんでもらいたい」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『AIR/エア』は2023年4月7日(金)より全国で公開
監督:ベン・アフレック
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、クリス・メッシーナ、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス
配給:ワーナー・ブラザース映画
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