『おいしい給食 season3』をより楽しむために、その内容を紐解く〈特別映像〉解禁

市原隼人主演の笑って泣ける学園食育エンターテインメント『おいしい給食 season3』の特別映像が解禁された。

『おいしい給食』は、1980年代の中学校を舞台とした笑って泣ける学園食育エンターテインメント。給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を“おいしく食べるか”という闘いを描き、若者からお年寄りまで幅広い層に絶大な支持を得た。昨年公開された『劇場版おいしい給食卒業』のラストでは、甘利田の函館への転勤が決まり、給食のライバルだったゴウとの別れで幕を閉じた。今回の連続ドラマでは、新たなライバルも出現し、北の地・函館を舞台に、オリジナルの献立や食材に囲まれて、甘利田の新たなる給食道が始まる。

今回、グルメドラマの異端児「おいしい給食」をより楽しむために、その内容を紐解く特別映像が解禁された。併せて公開された新ビジュアルは、甘利田の前に色とりどりの給食が並び、“荒ぶる食欲”というキャッチコピーが踊っている。なんともうまそげなビジュアルとなっている。

映像では、「おいしい給食」シリーズから甘利田の給食道を振り返る。甘利田とライバル生徒ケンによる食欲を刺激する歴代給食バトル。甘利田に関わってきた濃い人々と、武田玲奈、土村芳演じる歴代ヒロインたち。そして遙か北の地で、新たなる給食道の幕開けになる本作から、第1話のダイジェスト映像を公開。また、市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機ら新旧キャストを交えたインタビューやメイキング映像を通して新シーズンの見どころを届ける。

甘利田を演じた市原隼人は「まず「season3」の台本は他の役が入っていない時にしっかり向き合いたかったのですぐに読むことができませんでした。読んだら腹を決めるしかないと思いました」と台本を渡された際の心境を吐露。「給食を食べているだけなのに意識が飛びました。芝居中に意識が飛んだのは初めてだと思います。自分の精神力も体力ももつだろうかという思いで溢れていました」と甘利田を演じることへのプレッシャーや苦労を語っている。また「『おいしい給食』は今まで夏の時期に撮ってきました。冬が舞台の甘利田像が想像できませんでしたが、台本に“寒さに弱い甘利田”と書いてあって、これは面白い！と一気に惹かれました。新たな甘利田を自分自身も見ることができました」と期待に胸を膨らませた。

帰国子女の新米教師・比留川愛を演じた大原優乃は「初めての教師役で、でも気持ちは生徒というか、市原さん、綾部監督に少しでもついていけたらな」という気持ちで撮影に臨んでいたと明かし、「給食のことを言っているようで、教育のことだったり、世の中のことだったり、すごく大切なことを甘利田先生が語るので、一見コメディ作品ですけどそれだけじゃない。本当に素敵な作品だと改めて思いました」と作品の魅力に触れた。そして、オーディションで甘利田の新ライバルの生徒・粒来ケン役を勝ち取り、今シーズンから初参戦した田澤泰粋は、「シーズン1、2と続いている大人気の作品に参加することができて嬉しいです」と、緊張気味に明かす姿が微笑ましい。3人に加えて、シリーズを通して甘利田をいじる給食のおばちゃん・牧野文枝役のいとうまい子、何かと甘利田にライバル心を燃やす体育教師・木戸四郎役の栄信、PTAの幹部で完食推進派・白根澤仁役の六平直政、甘利田のよき理解者である校長先生・坂爪勲役の小堺一機ら、個性的なキャスト陣も、本ドラマの撮影を通じて感じたことを語っている。

今シーズンでも演出を担った綾部真弥監督は、「『おいしい給食』の続編を制作できることはとても嬉しいことでした。同時に、『劇場版おいしい給食卒業』で甘利田の転勤が決まり、神野ゴウが卒業したことで、我々はゴウなき後、この世界をどう撮影していけばいいのか…」と頭を悩ませた経緯を告白。そして、「シーズン3では、粒来ケンという新たなキャラクターが出てきて、函館という場所で、今までと違うメニューだったり、違う登場人物たちが出てきたりします。そして、ゴウとはまた少し違ったケンと甘利田とのやり取りや、給食バトルがあり、『おいしい給食』ならでは楽しみが詰まっていると思います。甘利田先生がいよいよ函館の地に降り立って、北海道のどんな食材を食べるのか？新たなライバルとの関係性はどうなっていくのか？スタッフキャスト一丸となってこれ以上ないパワーを注ぎ込んだ作品です」と自信をのぞかせた。

また、リアルタイムで見逃した人のために、TVer、Amazonプライム・ビデオ、ABEMAで無料見逃し配信も決定。TVerでは10月14日（土）22時から、Amazonプライム・ビデオとABEMAでは10月16日（月）0時から、随時各話が配信される。