SF小説「三体」著者の同名短編小説を基に映画化した中国のSF超大作『流転の地球 -太陽系脱出計画-』の特報映像と場面写真が解禁された。

本国でシリーズ累計2,000万部を超えるベストセラーとなり、SF界のノーベル文学賞と呼ばれるヒューゴー賞をアジア人として初受賞した、今春Netflixドラマシリーズが配信されるSF小説「三体」。その原作者リウ・ツーシンによる同名短編小説を基に、中国映画界が誇る才能を結集して映像化。精緻な映像美で描かれる練り込まれたストーリーに、ドラマティックに描かれるさまざまな人間模様。さらに圧倒的なスケール感で繰り広げられるパニック描写など、3.2億元(約65億円)の製作費を費やし、ハリウッド大作も圧倒する究極のSFエンタテインメント超大作が誕生した。中国本土で初登場第一位に輝き、興収40億2900万元(約815億円)を突破し、歴代興行収入ベストテン入りを果たすメガヒットを記録。北米でも大ヒットとなり、世界興収は約6億米ドル。第96回アカデミー賞国際長編映画賞中国代表作品選出され、すでにシリーズ3作目の製作も決定するなど社会現象となっている。

今回解禁された特報映像では、100年後に老化した太陽が膨張し、300年後には太陽系が消滅するという天文家による世界的危機の予想が次々と映し出される。2044年には地上と宇宙ステーションを結ぶ宇宙エレベーターの崩壊、2058年には月に異変が起き始め地球に墜落する危機、2078年には引力により地球と木星が衝突するという危機、そして2078年には太陽のヘリウム同士が融合する核融合が起こる太陽ヘリウムフラッシュ危機が、圧倒的なスケール感で描かれる特報映像となっている。果たして、人類は1万基のロケットエンジンを使って太陽系から無事離脱することは出来るのか―。

特報映像

『流転の地球 -太陽系脱出計画-』は2024年3月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:グオ・ファン
出演:ウー・ジン、アンディ・ラウ、リー・シュエチェン、シャー・イー、ニン・リー、ワン・ジー、シュ・ヤンマンツー
配給:ツイン
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