前作を凌ぐド迫力の血しぶきと殺戮の嵐――『Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2(原題)』が『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の邦題で今夏に公開されることが決定した。

昨年6月に日本で公開された映画『プー あくまのくまさん』(2023)の続編となる本作。原作「Winnie-the-Pooh」(1926年発表)の著作権保護期間が各国で相次いで終了し、パブリックドメイン化したことによってホラー実写化が実現。制作費わずか10万ドルの超低予算にもかかわらず、全世界420万ドルのスマッシュヒットし、日本でも大ヒットを記録した。続編にあたる本作は、今年3月に全米で公開、レビューサイトRotten Tomatoesの批評家スコアでは驚愕の100%発進。最低映画を決める「ラジー賞」こと「ゴールデンラズベリー賞」では、2023年の最多受賞となった前作より、さらにパワーアップして帰ってきた。

今回、公開決定と合わせて解禁された場面写真は焚火の前でウッドチェアに座るプーの姿。表情までは見えないが何か良からぬことを考えているような空気を漂わせている。本作ではクリストファー・ロビンや“じゃあくななかまたち”はどんな凶暴で、悲惨な物語になるのか…。

前作に続き、リース・フレイク=ウォーターフィールドがメガホンをとり、前作でプロデューサーとして参加したスコット・チェンバースが本作では主演・製作を兼務。さらに、『サマー・オブ・84』の脚本家マット・レスリーが本作の脚本を担当します。また、『アマデウス』や『恋におちたシェイクスピア』など数多くのヒット作で知られる英ベテラン俳優サイモン・キャロウが出演、スタッフ・キャスト陣ともに前作から大幅にパワーアップした。

『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』は2024年夏に新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド
出演:スコット・チェンバース、サイモン・キャロウ
配給:アルバトロス・フィルム
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