ベネディクト・カンバーバッチ主演サスペンス・スリラーNetflixシリーズ『エリック』の本予告映像が解禁された。

本作は、ドクター・ストレンジ役でも知られ、高い演技力を誇るベネディクト・カンバーバッチ主演のエモーショナルなサスペンス・スリラー。ある日、突如行方不明になってしまった愛する9歳の息子。必死に捜し続ける父ヴィンセントは次第に不安定になり、<息子が描いた“絵”の青いモンスター“エリック”>をTVに出演させることができれば、息子は帰ってくる―」という奇怪な妄想に取り憑かれていく…。

「ドクター・ストレンジ」「アベンジャーズ」シリーズはもちろん、ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21)などで繊細な演技力を発揮し、アカデミー賞主演男優賞への2度のノミネート歴も誇るカンバーバッチ。先日発表された第96回アカデミー賞では、ウェス・アンダーソン監督と初タッグを組んだ短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』(23)が短編実写映画賞を受賞するなど、活躍の場を今もなお広げ続けている。そんな彼が、久々にドラマシリーズに主役として出演し、エグゼクティブプロデューサーも務める意欲作「エリック」――“ストレンジ”な妄想に取り憑かれた男を、思う存分カンバーバッチが“怪演”するこの異色のスリラーに注目だ。

今回、息子の失踪という痛ましい事実と向き合うことができず、息子の絵“エリック”に固執し、次第に狂気じみた妄想を抱くヴィンセントを演じたカンバーバッチの“壊”演が光る本予告映像が解禁された。映像のラストでは、“エリック”がヴィンセントを呼ぶ声も―。果たして彼は、ヴィンセントの妄想か?それとも現実か…。

カンバーバッチが演じるのは、NYで最も有名な人形使いであり、大人気の子供向けTV番組のクリエイターでもあるヴィンセント。高い知性とカリスマ性のある仕事人間だが、私生活では妻や幼い息子のエドガーを蔑ろにしてしまっている…。そんな中、ある日息子が通学途中に失踪。映像では、茫然自失し、後悔と罪悪感に苛まれて焦るヴィンセントと妻の姿が。そして時間が経つにつれ、奇想天外な妄想に固執していく狂気の道程が、カンバーバッチの名演とともに映し出されていく。手がかりを探して記憶を辿るヴィンセントは、息子が“エリック”という青いモンスターの絵を描いていたことを思い出し、「テレビに出演させればエドガーが見るだろう」と思い立つ。

そしてそのために無我夢中で人形を自作、次第に我を失うほどに変わり果てていき、妻にも「どうかしてる」と呆れられてしまう。さらに行動はエスカレートし、家族や同僚、そして事件を捜査する刑事までも遠ざけてしまい、次第に孤立していくヴィンセント。映像のラストでは、「エリックが助けてくれる」と信じて疑わない彼の前についにエリックが現れ、呼び掛ける声も聞こえてくるが…。果たして“エリック”は、失意の父親の悲しき“妄想”となるのか?或いは、絶望の淵にいる父親の“救い”となるのか―。

本予告映像

Netflixシリーズ『エリック』は5月30日(木)より独占配信
監督:ルーシー・フォーブス
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ギャビー・ホフマン、マッキンリー・ベルチャー三世 ほか
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